人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

思い込み【2】

2022年08月20日 00時00分31秒 | 日記

  私達人間は 

日々の生活の中で この世界を 

あるがままに 見ているのではなく

 

自分が 見たいように 見て

聞きたいようにしか 聞かない

 

物事を あるがまま見ている 

つもりでも

 

実はある種の フイルターを通して見て

判断し行動している

 

そして 自分の世界観を 創り出し

自分の能力

自分の知識

自分の限界について 信じ込でいる

 

思い込み 思い込むは 

個人的で あることもあるが

集団的 思い込み 思い込む も あると

 

イギリスの経験論  哲学者の祖と知られる

フランシス・ベーコン(1561年~1626年)の

著書『ノグム・オムガヌム』で

 

四種類の イドラ(幻影)の観念によって

誤った方向付けらでて 偏見、妄想を抱き

先入観に 支配されていると 指摘している

 

イドラとは(幻影)

人間の先入観的謬見(偏見・先入観・誤りなど)

四 種類のイドラとは

種族のイドラ=自然性質によるイドラ

洞窟のイドラ=個人経験のイドラ

市場のイドラ=伝聞によるイドラ

劇場のイドラ=権威によるイドラ

 

フランシス・ベーコンは この4種類を

取り除いて初めて

 

人間は真理に たどり着き 本来の姿を 

取り戻すことが出来ると 説いている

 

 

前回の投稿にコメント頂き有難う御座います

コメント (3)
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