人生黄昏時

 老いを心身ともに感じ

  日々の生活で思った事を記す
  

入江たか子

2023年11月13日 00時00分46秒 | 日記

                女優入江たか子

                  写真はお借りしました

1911年2月7日に東京都四谷区(現新宿区)で

子爵 東房城家(菅原氏)東保城徳永と北村キミとの庶子

東房城英子(本名)として生まれる

1927年文化学院を卒業後 日活に入社する

入江たか子の芸名で「けちんぼ長者」で映画デビュー

華族出身の映画デビューは 当時の世間を騒然とさせた

それ以後「激流」や「生ける人形」「東京行進曲」などに出演し

たちまち日活の人気ナンバーワン女優に成る

その後片岡千恵蔵と時代劇などにも出演する

1932年に入江フロダクションを創設し

一作目は超大作「満蒙建国の黎明」だった

(1937年に解散している)

日活の俳優田村道美と同棲し若葉が生まれ

それを期に籍を入れ結婚する

1933年 泉鏡花の名作「滝の白糸」や

「月よりの使者」に出演し空前の大ヒットした

ところが1950年バセドウ病と言う病になり

大手術を受け 命を取り留め

退院後は 仕事は激減する

その後 三流映画と言われた化け猫に出演することに成る

ところが入江の迫真の演技で映画は大ヒットした

シリーズ化し五本の化け猫映画に出演しいずれもヒットした

しかし化け猫女優とレッテルを貼られた

1959年色々なトラブルなどがあり芸能界から身を引くが

1962年黒澤明監督の「椿三十郎」や「病院坂の首縊りの家

「時をかける少女」、「廃市」などの作品に請われ出演し話題になった

華族出身の気品ある美貌と、プロポーションによって銀幕女王と言われ

「おたか」と 親しみを込めて呼ばれた

彼女と共演することは役者冥利に尽きる

最高の栄誉だったと言う

原節子、山田五十鈴と共に 日本映画史上三大美人と言われた

入江たか子は1995年肺炎のため死去 享年83歳だった

墓所は多摩霊園

 

 

 

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