宮古方言は、独特の発音をするため、沖縄県民でも
ほとんど理解できない「ぱ・ぴ・ぷ・ぺ・ぽ」の発音の多用
「ん」で始まる言葉も多く独自性の高い文化を形成している
宮古島の歴史の経緯によって沖縄本島
八重山諸島とは異なる伝統を継持して受け継がれ
独自性の高い表現の方法として魅力的な宮古方言である
しかしマスメディアの普及、学校における標準語による授業などによって
若い年齢層ほど話すことも、聞くことも出来ない青年、児童が多く
このまま何の対策をしないと遠い将来には消滅すると
研究者は危惧している
ユネスコの調査によると現在世界には、6000から7000の言語があるが
2500言語が消滅の危機にあるといわれている
ユネスコではこれら消滅する可能性のある言語を
消滅危機言語として、レッドデータブックを作成している
宮古方言はデッドデータブックの消滅危険度評価では
五段階の三段階目の危険となっている
宮古方言は消滅する運命にあるのか ?
言葉は人と人の心を繋ぐ命をもった言葉として
未来に繋ぐことができるか ?
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