今年の正月は、カレンダーの都合で運よく土、日、月の3連休となりました。
でも中国人にとっての正月は春節なので、年末年始に正月感はありません。
だいたい年末年始は蘇州で過ごすことが多いのですが、
12月は雪が降るほど結構寒く、ちょっと暖かい場所へでも。。と厦門に行くことにしました。
今回は2泊3日で拠点を湖里区にして、賑やかな中山路などには行きません。
それでも以前は人が少なかった湖里区の万達広場も観光客や地元の人で賑わう場所になったようです。
初日の夜はとりあえず海鮮で。
年末年始の厦門の気温は15℃~24℃ぐらいでした。
朝晩は少しだけ寒いのですが、日中は上着なしでも大丈夫。
大した量も食べないので、どこで食べてもそんなに値段差はないかもしれませんが、
中山路近辺より、下町の湖里区の方がずっと安いと思います。
厦門は台湾と同じようにカキのオムレツ(海蛎煎)が名物なのですが、
正月早々お腹を壊すのを恐れて(でも厦門で今までカキに当たったことはないです)今回はパス。
こちらも定番と言える、やさしいお味の蛤スープに。
タイっぽい(クロダイ?)魚があったので、煮るか焼くか悩んだ末に焼きを選択。
焼いた方が正月らしいかと思ったのですが、網焼きではないのでこんな感じに。
竹蛏(マテガイ)の醤油炒め。
唐辛子も使っていますがそんなに辛くもなく食べやすい味で、ビールにもご飯にもよく合います。
今回選んだホテルは、もう何年もご無沙汰していた悦華酒店。
コロナ前、厦門のお仕事をいただいていた頃には2週間以上連泊したこともありました。
ゴルフ場もあるリゾートホテルですが、中心部や観光名所からは少し外れていますし、
古いホテルなので、そんなに値段も高くない割にサービスがしっかりしているのと、
朝食の品揃えの豊富さで気に入っています。無料の空港送迎サービスもあります。
元旦の朝食は和食風に。
さすがに日本食っぽいものは種類が少ないですが、あるだけでもありがたいです。
卵焼きは安定の美味しさです、味噌汁だけはいつも美味しくないが残念。。
そう、卵といえば、ふわっとしたオムレツも作ってくれます。
日本の一般庶民が連想する感じのオムレツを作ってくれる所は少ないと思います。
中国語でオムレツは、煎蛋卷(jian1 dan4 juan3)や煎蛋饼( jian1 dan4 bing3 )などと言いますが、
望んだとおりのものが出来上がってくるかは。。です。
厦門島の中で出かけたと言えそうな場所は、厦門山海健康歩道(の一部分)ぐらい。
厦門島を東西方向に貫く厦門山海健康歩道の全長は約23kmあります。
長い遊歩道の中にはいくつかの名所があって、紹介に必ず登場するのが和熙楼。
コロンズ島(鼓浪嶼)へ渡る船の出ている郵輪中心の近くにあって、道路からでもよく見えます。
夜になるとライトアップされて色も変わります。
完成したのはたしか2020年ごろだったと思います。
外から見たことがあるだけで、実際に歩いてみるのは初めてでした。
和熙楼は見るだけで十分、歩きたくないと思う方には、
内部にエレベーターも設置されているので、至れり尽くせりです。
年末年始は仕事を忘れてのんびり過ごすことができました。
厦門島からの日帰りツアーを利用して、世界遺産の福建土楼にも行ってきました。
でも、日本人としてはやっぱり正月休みが短すぎて。。
私にとって1年の中で最もテンションが下がるのが1月2日の出勤日です。