小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

見きり千両

2014-03-25 09:03:54 | 日記
        見 切 り 千 両   NO.360

 株屋さんの世界には「見切り千両」という言葉があることを紹介しました。 買った株がどんどん値下がりして行く場合に、思い切って損をしても早めに売却する方が、損失を少なくて済ませることができる。
見きり処分はさらに値下がりして損を増やす場合のことを考えれば「千両」にも値するという意味です。
次で儲けましょう。 今度は間違いなく儲かります、と別の株を買わせるのです。 なんのことはない。 実は前に買って損をさせられた株の時にだってそう言ってたのです。 
なんだかんだと理屈を並べて、たまにはちょっとだけ儲けさせ、次にはドンと損をさせ、そういう繰り返しで、損をさせるのです。
ある有名な証券会社の社員は自分の会社をノルマ証券・へとへと証券・5人殺して一人前と言っています。
ちょっとした小金持ちの財産を使い果たして自殺に追い込む人数が5人となって、初めて一人前という世界です。
1000万円以下の資金の投資家のことを「ゴミ」と言います。
昨年「森永 卓郎氏」の講演会では「虫けら」というと言っていました。
じゃあ、その損をさせたお金はどこに行くのでしょうか?
それは大口投資家やいかがわしい勢力のところに行く部分と、証券会社のテラ銭になるのです。
年金基金などの投資家から2000億円だまし取ったAIJ投資顧問会社の浅川という人は「ノムラ」証券のカリスマ営業マンでした。
こういう人種はだまして、人の生き血を啜って生きているのです。
建物の立派さや・新聞広告(の株式講演会など)の記事に釣られ、株で一儲けしようかな・・・なんてお考えでしたら、すでに自殺のロープを弄(もてあそ)んでいる状態ではないでしょうか?
コメント
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