小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

誕生会

2014-03-03 12:47:25 | 日記
         誕  生  会    NO.338
 この3月で76年間生きて来たことになります。
私の父親は38歳で戦死しましたから、ちょうど父親の倍の年数を生きながらえてきたことになります。
あと38年生きれば泉重千代さんが長寿日本1の114歳を記録した年齢に達します。 ちなみに重千代さんは120歳まで生きて、長寿世界第3位になっています。
勿論そんなに長生きできるわけではありませんが、残る人生可能な限り元気に・楽しく生きて行きたいと思っています。
さて、お誕生に似合わないかもしれませんが、戦争はいけない…というお話をさせていただきたいと思います。
昭和19年秋父に赤紙が来て、兵隊さんになって戦争に行くことになりました。 近所のおばさん達が手に手に小さな日の丸の旗をもって、万歳万歳と叫んでいました。
戦争に行ったら死んでしまうこともあるのに、なにが万歳だ!という気がしていました。
その父は1年もしないうちに、白い布に覆われた小さな桐の箱に入って帰ってきました。
貧乏のどん底に陥れられた母は、生活費を稼ぐためにご禁制の闇タバコの密売に手を付け、それが発覚して逮捕されました。
母は取調官に対して叫びました。 「ワテがなんでこんなことせんとアカンのかわかってるんか!」「お父さんを返せ!」「ワテをブタバコに入れたら4人の子供は餓死や!」「何の罪もない子供は死刑か!」「ワテをブタバコへ入れるんやったら、4人の子供も一緒に入れなはれ!」女は弱し、されど母は強しです。
戦争はイケマセン。 そのしわ寄せは弱い国民に集中するのです。
尖閣の問題とか竹島の問題が起こっていますが、絶対に戦争はイケマセン。
政府はかっこいい言葉ではなくて、知恵でこれらの問題を解決しなければません。

コメント
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