小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

遺産相続が済んでいない人との取引

2014-03-12 10:10:59 | 日記
     遺産相続が済んでいない人との取引  NO.348

 買受けの相談を受けた不動産は、亡くなった父親の名義のままで相続権者は、奥さんと3人の子でした。
このような場合は、相続権者の「遺産分割協議書」ない限り、売買はでききません。
司法書士に相続手続きを依頼するようにアドバスをしまして、その手続きにかかりましたが、子の一人はブラジルに住んでいて、印鑑証明がありません。
このような場合にはその国の日本の大使館で「サイン証明」を発行してもらう必要があります。
その人は「サイン登録」をしていなかったことと、住居地から大使館への距離は1000Kmもあって、飛行機で行かなければとれないということで、この手続きのために3ケ月ほどかかりました。
     認知障害のある人との取引  NO.347

 高齢で、しかも認知障害があるため、特養老に入所している人の不動産の買受についての話でした。
息子さんがいましたが、息子さんが親を代理して契約行為ができるかというとそう簡単ではありません。
特に、近年は親の財産を息子が勝手に処分してしまうような行為ができないように手続き関係がかなり厳格になっています。
この場合は、家庭裁判所にその息子さんを「親の特別代理人」に選任してもらように申し立てを行い、特別代理人に選任された後に親の不動産を売却する許可を得て初めて、親の不動産を売却することができました。
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認知障害のある人との取引

2014-03-12 10:10:59 | 日記
       認知障害のある人との取引  NO.347

 高齢で、しかも認知障害があるため、特養老に入所している人の不動産の買受についての話でした。
息子さんがいましたが、息子さんが親を代理して契約行為ができるかというとそう簡単ではありません。
特に、近年は親の財産を息子が勝手に処分してしまうような行為ができないように手続き関係がかなり厳格になっています。
この場合は、家庭裁判所にその息子さんを「親の特別代理人」に選任してもらように申し立てを行い、特別代理人に選任された後に親の不動産を売却する許可を得て初めて、親の不動産を売却することができました。
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