説教強盗

　　　　　　 説　　教　　強　　盗 　ＮＯ.339

　押し入った強盗が家族全員を縛り上げて、金目のものを盗んだ後で、その家人に向かって説教する。
「お前の家の鍵はまるでおもちゃだ」「こんなもの付けていたってなんの役にも立たない」「もっとしっかりしたものをつけなさい！」また「家の中に貴重品を置いておくのも良くない、もっと安全ところに預けるか、またはもっと解らないところに、しっかりと隠しておきなさい」「そういうことをしないから強盗に入られるんだ！　戦後の一時期多発した強盗でした。
世が世なれば強盗などせずに生活できた奴なんだろうが、戦後の混乱期にはこういう強盗が出没したのです。
ところで、今の政府です。　この説教強盗に酷似しています。
払った年金の領収書をキチンと保管しておかないから、政府で記録を紛失場合、自分が納めたという証明ができない。　　だから年金をもらえないんだ。
若い時にしっかり働いてお金を蓄えておかないから、消費税の引き上げに耐えられないんだ。
医療費負担が増えても、どうということがないように、お金を貯めることは国民の崇高な義務なんだ。
個人向け国債なんて、昔不払いにして、その痛さを教えてやったのに、まだ、性懲りもなく買ってるバカが居る。
馬鹿につける薬はない。
我が国のバカ国民を支配することなんてことは容易なことだ。
選挙が済んだら、もっと国債をバンバン印刷して売りまくり、公共事業という名目でバンバン無駄遣いしてゼネコンを儲けさせて、もっともっと政治献金を出させるんだ！　　　わかったか！