小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

くがたち

2014-09-05 08:39:29 | 日記

26.09.05          盟 神 探 湯                NO.535

 「くがたち」と読みます。 古代の裁判で行われた一つの「儀式」でした。  真偽・正邪を裁く場合に、神に誓って熱湯に手を入れさせたもの。邪(よこしま)な

者は火傷するが、ウソ偽りのない正直者は神の加護があって火傷しないという、今日から見れば無茶苦茶な理屈です。

誰だってそんなことをすれば火傷するに決まっていますが、それに有無を言わせないのが時の権力でした。

でも、今日だってそういうこととあまり大差がない「儀式」がまかり通っているように思います。 その一つは「マスコミ報道」です。

マスコミに一旦「犯人」として報じられたら最後、弁解も反論も抗弁もできません。  マスコミには捜査権限もなく・確実な事実確認がされているわけでもあり

ません。  警察が都合の良いとように垂れ流したものを、それを鵜呑みにして誇張して取聴率を稼ぐために、面白おかしく脚色しているにすぎません。

厚生省の村木さん事件・松本サリンの河野さん事件などなどはその好例。

でも、政府だっていい加減なことをやっています。 特定秘密保護法・集団的自衛権。  こんなものに反対する奴は邪な奴、神の加護を受けられないから、

熱湯に手を入れたら火傷するぞ!・・と言っているようなもの。

コメント
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