26.09.14 後 妻 業 2 NO.543
この「後妻業」をテーマにした小説が平成26年8月に図書になり刊行されました。 この「後妻業」という「職業」の存在を私が知ったのは、弁護実務研究会
編「相続・遺産ものがたり」(S62.6)でした。 事実は小説よりも奇なりと言いますね。
法曹界では昭和の終わりごろにはすでにこの問題は顕現化して、弁護士会の研修会などでこういう問題が提起されていたのです。
それから27年もたってから、小説が後を追っているものです。 妻に先立たれた資産がある男性が「財産目的」で後妻になること業とする女性の標的
にされるものです。 男性のみならず、夫に先だたれた80歳代の女性に、50歳代の男が結婚を迫っているという実例も身近にありました。
財産目的ですから、出来るだけ早々に死んでもらいたいものですから「看病?」は抜かりなく目立たないようにやって、できるだけ苦しまないように速やかに
「処理」す方法が考えられているようです。
くわしくは図書「後妻業」黒川 博行著 文春文庫をご覧ください。 *私のブログNo.298 平成26年01月20日にも「後妻ぎょう」の記事を記載しています。