26.09.11 弁 護 士 NO.541
今まであまり公表されていなかった弁護士への苦情(懲戒申し立て等)の件数が新聞紙上に公表されました。
記事によりますと苦情の申し立て件数は1864件、懲戒処については98件で、弁護士総数を3万5千人とした場合「事件件数の率」としては、苦情
申し立ては5%、懲戒比率は0.28%となっていますが、一般社会(企業や役所など)での苦情や懲戒(刑法犯)の件数に比べてかなり高い率で推移
しているように思います。
不良弁護士による依頼者の金銭の使い込みや、依頼者死亡などで相続財産を私物化したり、着手金を取ながら着手しないで放置するような懲戒対象事案
は、表面に出ているのはほんの氷山の一角で、実態はもっと深刻で泣き寝入やあきらめなどで、うやむやになっている件数は被害としてキャッチされている
件数は倍増すると言われています。
新聞紙上には発表はないものの弁護士被害110番の会の著書「弁護士なんかもう要らない」「弁護士にはもう騙されない」などの図書では、そんな生易し
いものではないと書いています。
医師にだって悪徳医師もいますし、どんな社会にも悪質なひとがいますが、なかんずく、悪徳弁護士の存在は困りものです。