26.09.24 ヘ ビ 2 NO.554
子供頃の大阪市内にはまだまだ蛇がたくさんいました。 餌のネズミを捕まえるために人家の天井裏などに再三入ってきて、ザーというような雨が降るよう
な独特の音をさせて這い回り、時には室内にも姿を現して人を驚かせたものでした。
誰もが蛇を怖がっていましたが、ヘビが入ってくる家は「巳~さん」(ミーサン)が来たと言って縁起良いと喜ぶ人もいました。
物置や天井裏からヘビの抜け殻を見つけると縁起物として崇め、金持ちになるようにと財布に入れて人に見せびらかしていたものです。
小2で田舎に疎開していた私たちは、ほとんど毎日ほどヘビを見ていたし、悪ガキのマネをして小枝一本でヘビを捕まえるノウハウを習得していましたから、
ご近所でヘビが出没すると出動要請の声がかかり、出動・処理して感謝されもしました。
ヘビの最大の武器は「口」。 その口さえ押さえつけたらただのロープ。
ところで、弁護士も武器は「口」。 グの音も出ないようにその口を押える武器は「優れた理論と確かな証拠」裁判闘争にはこれがなければ勝てません。