27.08.12 机 上 NO.884
一流企業や官庁でも重要なセクションでは、机上には作業中以外は書類を置かないものです。
トイレや所用で席を立つ場合には書類を引出やキャビネットの中にしまってから出かけるのが原則です。
そうしないと情報が盗み(見)されて漏えいするからです。 書類そのものを盗まれることだってあります。
常識では考えられないようなものまで盗まれることさえあります。
人事や入札資料のほか申請書や個人情報など第三者に漏えいしてはならないものがほとんどだからで
す。 金銭に代えがたい情報もあります。 書類を盗む手口は、盗まんとする書類の上に故意に何か
物を置き、素知らぬ顔をして目的とする書類を持ち去るのです。
部外者の入室を禁じている会社や役所でも、部内に不心得者がいて情報を盗む(んで売る)場合だって
あり得ます。 最近では面談室を設けて、部外者外の折衝などはその場所に限定し、事務室には一
切立ちいらせない企業もあります。 でも、中小企業はそうは行きません。 でも、盗まれてもよいよ
うな資料だったら、初めから作らない方が良い。
そして、机に引き出しやキャビネットには不必要な書類は入れない方が良い。 なにが必要で何が不必
要なのかさっぱりわからなくなります。