小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

藤村

2015-08-24 20:14:31 | 日記

        27.08.25         藤     村        NO.897

 小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なすハコベは萌えず 若草も 敷くによしなし 白銀の

ふすまの丘べ 陽に溶けて淡雪流る。  (島崎藤村だったかな?)当時国鉄スワローズの剛腕投手

金田正一はご近所の荒垣秀雄(朝日新聞論説委員)の私邸を訪ねた時、同氏宅に飾れていた扁額

の詩です   金田は言った。 「フジムラさん」って上手い字を書くんですね~・・と

荒垣は金田が島崎藤村のことを「フジムラ」って言ったっていいじゃないか、藤村が書家・墨客ではな

くて詩人であることを知らなくっていいじゃないか、野球では彼の右にでる選手はしないんだからそれ

でいい。  個性を認めようというようなお話でした。

いまどき、そういう個性の強い「サムライ」をあまり見かけませんが、いやしくも、国民の生命財産を守

るべき政治家が、TPPを呑んだら一体この国の経済・農業・漁業・医療や社会のシステムがどうなる

のか全く分かっていないようでは深刻な問題です。  いいじゃないかと笑っておれない。

*荒垣 秀雄 朝日新聞論説委員で18年間一人で「天声人語」を執筆した有名人。 政治家に対し

ては辛辣な言葉を浴びせる事で「アラガキヒデオをもじって「アノガキ ヒデーヨ」とあだ名された人。

 

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