27.08.21 悪 魔 の 侵 略 NO.893
「アメリカ発の新自由主義は悪魔の侵略である」 人間の社会には市場原理では説明できない分野が
多くあります。 教育・医療・宗教など社会的資本と呼ばれる分野です。
「エゴイズムが最高の掟とするアメリカ資本主義」がそういう分野に進出してくることは「悪魔の侵略」で
ある・・・とEU諸国は見ています。 アメリカにくっついていればなんとかなると、脳天気に考えている
日本の政治家たちは次の文書を読んでいるのでしょうか?
「日本に脅威を与えたいならば穀物の輸出を止めればいい」「そうすれば日本は酷いことになる」「日本
は自国の農業だけで国民を養うことができないからだ」 1991年1月 農務長官だったアール・バック
氏の発言。 「食物は(兵器弾薬と同じく)武器だ」「日本がその標的だ」 「直接食べる食料だけではな
く、畜産物のエサが重要だ」「これらの輸出をストップすれば、日本の食肉供給を完全にコントロールで
きる」これを世界に広げて行くのがアメリカの戦略だ。 20011年ウイスコンシン大学教授の発言です。
「新自由主義の自滅」 菊池 英博著 を参考にしました。