27.08.28 年 金 NO.900
年金機構のミス1万件「発足5年 625万円未払いも」という言う記事と「払い過ぎ年金197万円の
返金請求」という、年金機構のズサンな事務処理の記事が、同日付の新聞で報道されています。
そもそも、年金制度は戦費調達の手法としてナチ・ドイツがひねりだした便法で(給料の源泉徴収と
同じく)、金は集めるが将来社会保障の一環として国民に還元するなんて考えられていなかったた
めに、初手から記録保持がズサンだったもので、それは、あたかも夢は売るが破綻すればそれまで
という「ネズミ講」さながらで、収入の記録をしてそれを補完するする必要などなかったものだから、
当然にそうなるものだったのでしょう。 こういうことは国家によるペテンと言っていいでしょう。
ところで、国債発行残高がいまや1060兆円という、まさに天文的な金額になっていますが、これだ
って返済する気なんか全くないものですから、バンバン印刷されるものであり、これを買ってその利
息を少しでも生活の足しにしようとお考えの方にとっては、いずれ近い将来「お手持ちの国債は返金
を受けられないただの紙切れになりました」というような被害に遭うこと必定・・・と私は思います。
(歴史は繰り返す)