27.11.15 アイスブレイク NO.979
極寒地の氷結は想像を絶するほどのものなんでしょう。 その分厚い氷の下にも多くの生物が生きて
います。 自分の力ではどうやってもその氷を破壊することはできません。
…・それと同様に、世の中の多くの人は頭の上の厚い氷(殻…既成概念)を打ち破ることが出来ずに
漫然と生きています。 新任の営業マンが真の営業マンになるためには、何よりもまず1件の契約を
取ることですがそれが難しい。 ご同業の今はかなりの規模に成長した会社の社長に収まっている
人の話は感動的でした。どう頑張っても注文が取れない。 どうもがいても一件の注文が取れない。
空腹と絶望に身も心も疲弊して、もうこれ以上はダメ・・・と、これがダメならこの仕事を止めよう、最後
にと思って飛び込んだ訪問先で、気がつけば土下座して涙ながらに訴えていました。
「どうか家を買ってください・・・」と、そうするとそこの主人は「解った、買ってやろう」と言ってくれた。
たまたまそうなったのかも知れませんが、それが彼のアイスブレイクでした。
このアイスブレイクがなかったら、今の社長はなかったでしょう。
私自身随分苦労をしてきたつもりですが、わたしにはとてもまねのできる事ではありません。 業界で
この人以外信頼できる人はほとんどいません。 そうだヒラリー・クリントンはアメリカで女性が大統領
になるのには、頭の上の「厚いガラス」を打ち破らなっちゃ・・と言っています。
アメリカで女性が大統領になるには「氷」よりも厚い「ガラス」があるのかもしれません。
そのガラスを破れるかどうかが見ものです