27.11.20 一 億 総 白 痴 NO.984
いまどき「白痴」なんて言葉自体、パソコンで打っても出てこない死語になっていますが、テレビ放映
が始まった昭和26~7年ころだったと思います。 評論家の大宅荘一(今の大宅映子氏の父親)が
テレビの出現を見て「こんなものが普及したら、日本人一億人民白痴化する」と警告しました。
1 本を読まなくなる。 教養が欠如する。 2 人の意見を聞かなくなる。 (百聞は一見に如かず)
耳で聞くより目で見る方が影響は大きい。 従って映像が活字を駆逐 する。
3 背景の事情を見なくなる。 無批判・客観性の欠如・単細胞化(みのもんた症候群?)と偏見でも
のを言ってることを鵜のみする。 つまり、目で見える物しか信じない。 ちょうど目隠しされて前
だけしか見えない競馬の馬と同じ位置にいることになる。
高齢者だけではなくて、若者だって一日中ずっとテレビをつけている。 これは「映像中毒」です。
*大宅壮一が60年以上も前に予言したようになって来ている感じがします。