29.04.22 ぜんざいに塩 NO.1503
私はいわゆる甘党ではありませんが。 女性の好物として一般に言われているのはイモ・タコ・ナンキン・芝居・コンニャクでしょう。 それに加えて甘い甘い「ぜんざい」ではないでしょうか?
そのぜんざいのおつまみは何かといいますと、ご承知知のように塩昆布なのです。 糖分の甘さを引き立たせるのは、実は甘いお砂糖とは反対の塩辛い塩昆布なのです。
わが社の製品はどうのこうのと良いことずくめの説明をするよりも、若干塩味を聞かせた説明をする方が良いのではないか思うのです。
わが社に営業マンを置いてちょっと積極的に事業を展開していたころには、営業マンにはそういうセールストークをするように指導をしていました。
曰く、わが社の大工さんは妥協を許さないガンコ一徹者ですから、仕事が遅いのです。 すぐに入居したいというせっかちなお客さんには向かないのです。
わが社は流行を追わないのです。 だから、どうしてもちょっと時代遅れのスタイルになるきらいがあります。 それは、あまり流行を追いかけるとかえて時代遅れになるリスクがあるのです。
一生涯住む「家」は流行に流されるべきではありません。 などなど。
立て板に水を流すようなカッコいいトークではなく、情報を正確に誠心誠意説明することを心掛けるようにしていました。
でも、そういうやり方はこの業界では成果を上げることができませんでした。
一方、今の日本の政界では塩味を利かせるような気の利いた野党がありませんので、安倍一強の甘すぎる政治情勢になっており、森友問題などが湧き出てくる素地があるのではないかと思っています。