小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

カミソリ

2017-04-22 20:48:21 | 日記

      29.04.23       カ ミ ソ リ         NO.1504

 カミソリ後藤田と言って、田中角栄が総理の時に官房長官を勤めた後藤田正晴は頭

が切れた(今どきのプッツンの意味ではありません・・・頭脳明晰で判断力に優れて

いるという意味です)。 でも、カミソリというものは切れ味は鋭いものの、ひげを

剃ったりせいぜい鉛筆を削るくらいにしか利用はできません。大木は伐れない。 大

木を伐るにはやはりチェンソーが必要でしょう。

だから、カミソリだった後藤田は総理にはなれなかった。

大局を支配する大物は目先のキレはないものの、大所高所ではこのチェンソーのよう

なバイタリテイーに満ちた切れ味が発揮できないといけません。

自分でいうのは恥ずかしいけれど(また、誰も言ってくれないから言いますが)私は

どちらかというと、就職したころの年代はカミソリ的な働きが出来ていたように思い

ます。  同期生ではトップの昇進を果たし、仕事中に居眠りするクセがなければ、

もっと早く昇進していたといわれていました。 (今思うと、耳鼻科の疾患で睡眠時

無呼吸症候群のため、知らないうちに居眠りをすることがあったのです)

また、自分でいうのも気が引けますが(と言いつつ厚かましく言いますが)私の弟の

Tは、私と同じ夜間高校の卒業でしたが、落第審査会にかけられたほどの劣等生で、

とても入社は無理だろうと思っていましたところ(私の7光?が功を奏して)わが社

に就職できたのです。

その後私は脱サラするのですが、弟のTは踏みとどまり鈍器と思われながらも優秀な

大学卒業者がひしめく職場で、なんと6000人の組織の少なくともNO.10にランク

インしました。     どちらが良いとかよくないと言うつもりはありません。 

人にはそれぞれ個性というのか「器」という制約があって、その器の中で生きてゆく

ほかないのではないかと思います。

さて、日本の政治家の器はどうなんでしょうね、世界のトップと比べるとちょっと小

さすぎはしないかなという感じがしてなりません。

不倫・金銭疑惑・失言・妄言少々たるんではいませんか?

 

コメント
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