30.01.06 溺 れ る 者 NO.1761
「溺れる者は藁をも掴む」と言いますが、藁をつかんだって助かる見込みはありませ
ん。 でも、溺れる人を助けに行けば助けに行った人にしがみついて離れません。
いくら水泳の達人だってともに溺れてしまいます。
そういうは、新聞紙上でもしばしば報道されています。
ではどうすればいいのか、と言いますとそんな時は逃げようとしないで一緒に沈むか、溺
者の頭を水中に押さえつけて沈めることに限ります。
すると、とても助けてくれないものと諦めて手を離してくれるでしょう。
そうしておいて、自分は泳げるのだから岸に上がって助けを求めてあげればよいので
す。 そういうことは溺者に限った事ではありません。
倒産しそうな会社経営者が居ても、とても助けることなどできません。
倒産するにはそれなりの理由があるのであって、その原因を取り除かないことには倒産は
免れません。 倒産する会社を助けに行けば自分も溺れます。
そんな時にはどこへ相談行けばいいのかを教えて上げればいいのです。