30.01.10 仕 方 が な い NO.1765
アラブやイスラエルやアブガンのことはよくわかりませんが、戦火が絶えず多くの市民は
巻き添えにあって、手足をなくしたり失明した人が町中にあふれているといいます。
さぞ、重苦しい雰囲気に包まれているのかと言えばそうでもなく、みんな明るく生きてい
るといいます。
市民がどうあがいてみたってどうにもならないという現実の前で、彼らは「仕方がない」
と諦めて、努めて明るくしようとしているのではないのでしょうか?
Aさんが爆破された建物付近で何かをさがしているのを見たBさんが声をかけました。
「なに探してるんだい?」 Aさん「爆破はされたときに耳をなくしたんだよ」 Bさん
「そんなもの探して出てきてもどうにもならないよ」 Aさん 「いや 耳にたばこを
はさんでたんだ、せめて煙草だけでも無事じゃないかと思って探してれるんだ」・・・
ほとんどブラックユーモアですが、日常そういう会話を交わしているんだそうです。
そういうことが日常的になるということは大変なことですが、どうしようもないことは、
あまり深刻に考えても仕方がないとあきらめているのでしょう。
日本をそんな国にしてはいけません。