30.01.16 油 を 売 る NO.1771
サボタージュすることを一般に「油を売る」と言いますね。 電灯のない時代に燃やして
灯明にする油を売り歩く商売がありました。 当時の油は今と違って不純物も多く、
粘度高くてどろどろしていたために、容器に移すためにはかなりの時間がかかりました。
その間商人は無駄口を叩いて作業をしていましたところ、その様子がまさにサボタージュ
しているように見えたのでしょう。 そういうところからサボタージュすることを「油を
売る」という言葉になったのでしょう。
ところで、人とお話をする場合単刀直入に用件に入ると、どうも無味乾燥な話のなると考
える人がいて、なかなか本題に入らない人を見かけますが、今時のビジネスではそういう
ことは通じませんね。
また、最近の若い人を見ていると電車の中・バスの中・自転車に乗りながらでも携帯電話
にしがみついて、意味のない「会話」やっています。
失語症と言って言葉が出てこない病気があるそうですが、今の若者を見ていると、その反
対の言葉が止まらない「病気」にかかっているのではないかとさえ思えます。
高齢者はお話をしないと孤独(鬱)になりますが、若者は話しすぎる。