30.03.06 大 平 光 代 NO.1820
大平 光代さんという人がいます。 元ヤクザの親分の「極
妻」でして全身に観音如来の刺青をしていましたが、更生して猛
勉強し最難関の司法試験に合格して弁護士になり、大阪市のno.2
の助役までなった人でした。
上手く行けば次期市長・衆議院議員・文部科学大臣だって夢では
ないと思われていましたが、外野席がうるさいからか嫌気をさし
て助役をやめてしまいました。 惜しいことでした。
往古刺青者が地位を極めたのは、遠山金四郎・内田伊勢守・刺青
の有無は解りませんが、本所ではワルデ鳴らした「鐡」こと火付
け盗改方頭領(現在でいえば警視総監と消防庁長官)の長谷川
平蔵でしょう。
彼らに共通する点と言えば、長男世襲の名の下に出世の道が閉ざ
されて腐って不良行為をしていた次男が、何らの事情によって長
男が死亡したために思わぬ地位が転がりこんで来たということで
しょう。
青白きインテリよりも世知に丈けていたために、名奉行とか人情
頭領などと名を馳せたのでしょう。 その順番が弱だったら誰も
評価しません。
弁護士が極妻になったり・大臣がやくざになっても仕方がありま
せん。 でも、大臣や財界のお歴々がブタ箱に入る時代です。
佐川国税庁長官などその有力候補じゃないですか?