30.03.18 籠 に 乗 る 人 NO.1832
「駕籠に乗る人・担ぐ人・そのまた草鞋を作る人」 人はそれ
ぞれに役割があるということでしょう。 出来れば格好良く籠に
のる人になりたいところですが、そうは行かないのが世の常。
各人の器に応じてそれぞれの職務に励むほかありません。
でも、かごに乗ってる人がかならずしも幸せかというと、そうと
は限りません。 家に帰れば不治の病の子がいるかもしれません
し、病的にヒステリックな配偶者がいて、煉獄の苦しみを味わな
ければならない家庭かもしれません。 人の幸・不幸はどこにあ
るかは知れません。
日夜人様の肛門ばかり診ているのは医学博士ですし、離婚だ破産
だというような人様の不幸に介入してお金を稼いでいる人が、わ
が国で最難関の国家試験に合格しなければならない仕事(資格)
の弁護士です。
かつては、日本のお金持ちと言えば医者か弁護士といっていたの
ですが、その弁護士を多く作り過ぎたために、年収400万円以
下の「先生」が半数に及ぶといわれています。 日本人って豊
かなったのでしょうか。
*弁護士の格差 秋山謙一郎 著 を参考にしました。