30.03.14 駆 け 引 き3 NO.1826
権力の番犬であるべき新聞が権力の幇間(太鼓持ち)をして
います。 かすかに良識を持って権力の横暴に苦言を呈している
のは、朝日・毎日・東京・沖縄・琉球の各新聞だけです。
読売・サンケイに至っては権力の忠犬でしかありません。
役所勤めをしていたころ、国から補助金をもらう仕事をしたこと
があります。 交通戦争といわれるほど交通事故が多い時代でし
た。
事故防止の観点から横断歩道が全国に多く設置されました(今や
利用する人がほとんどないために撤去さています)。
申請の理由は、年間に数10件もの交通事故が発生し数十人もの
死傷者を出している。 横断歩道の設置は焦眉の急である
云々。 一方市民に対しては市や関係議員の努力によって歩道橋
が整備され事故は著しく減少している・・・とする。
事故そのものは依然として発生し続けているのですが、同じ事実
なのにウソじゃないが違った説明をしている。
政府の発表だってそうです。 失業率が減った。 景気の上昇
基調は続いるなどなど。 いいとこ取りです。
でも、正規社員が減って非正規・派遣労働が増えているのであっ
て、国民の生活レベルが上がっているわけではない。
円安と減税の利益を享受できる一部の大企業だけが業績を伸ばし
ているにすぎないのにです。 これ駆け引きと同じ。