小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

怒雁

2018-03-18 20:26:32 | 日記

    30.03.19    怒    雁   NO.1833

  雁(がん)の群れは時には扇状になり・時には

 ひし形になり・またジグザグ模様を形成しつつ長い旅路を移行し

ます。  それは外敵から身を護るために、全体として大きな動

物に見せるためにするんだと考えられています。

ジグザグ模様は日本庭園などの池に敷設される沈み橋の形状とし

て「雁行橋」などと言って、目を楽しませる嗜好となっていま

す。  ただ、その雁の群れの形がどんなに変わっても、常に一

羽だけ群れを離れて飛んでいる雁がいます。

その願を「怒雁(どがん)」と言って、群れの全体を把握できる

位置にいて万一の場合はその危急を知らせる役目を果たすので

す。  どんな組織や仕事においても、そういう役目が必要では

ないかと考えます。

そういう観点からすれば、今回の森友学園問では財務省という組

織には「怒雁」の役割を担う人がいなかった・・・というより

も、財務省って言う組織は、そういうことができない硬直した組

織なんだろうなということが明らかになってきました。

コメント
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