R 03.08.07 裁 判 NO.3104
裁判は基本的には「ケンカ」です。 だからそんなものに時間・経費・神経を行使
するのは、出来れば避けたい。 仲良きことは美しき哉です。
でも、今の社会では良識とか道徳などというものが、社会の規範の役割を果たさなく
なってきました。 アメリカ的な尖鋭な弱肉強食社会になって、謙譲の美徳なん
て通用しなくなった。 争いである以上勝たなければないけれど、エンドレスに争
うよりは「互譲の精神」で対処する和解という方法もある。
裁判官が「和解」をしてはどうか勧告した場合、多少の不満があっても、受容するこ
とが望ましい。