小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

カストロ

2015-06-27 19:54:13 | 日記

         27.06.28        カ ス ト ロ       NO.839

 キューバ革命評議会元議長のカストロが90歳になった。  いまだ時々元気で顔を見せています。

貧富の差が激しく庶民階級の子供たちは履物も買ってもらえない裸足の生活をしていたために、地中経

由で寄生虫に感染し栄養失調で多くの子供が命を落してゆく状態でした。

当時20歳代の医師だったカストロはその現状に痛く矛盾を感じて、弟のラウルと同志のチェ・ゲバラほか

総員たった7名で山にこもり、時の暴政バチスタ打倒のゲリラ活動に入りました。

筆舌に尽くせないような艱難辛苦の上の、バチスタを倒し首都ハバナに凱旋した時には、歓喜に満ちた数

百万の民衆に迎えられた。    それから半世紀以上経って彼の役目も終わろうとしている。

…と言っても私との年齢差はたった12歳(一回り)しかない。

こういう歴史を見ると「俺って一体なにをしてたんだ!?」と思うと同時に、俺もあと12年もあればなんかで

きるんじゃないか?・・・いやしないといけない。  せめて戦争をしない国に戻すためのささやかな行動が

必要じゃないかと、思うだけだけど・・・。

*日本にも地中経由で感染する寄生虫「恙虫」(つつがむし)がいました。

 挨拶文の「つつがなく・・」はツツガムシに病に罹らないという意味です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

神頼み

2015-06-26 20:21:17 | 日記

       27.06.27        神  頼  み       NO.838

 いよいよ困った時には神様に頼めばよいという意味ではありません。

平素はそれなりのお付き合いをしていないのに、自分が困った時にだけ頼みに来るという意味で、自分

勝手な人ということになるでしょう。 「頼りないのに頼りが出来て 出来た頼りが頼りない」ということば

あります。  つまり、頼りない人に「頼り」が出来て、その「頼り」が頼りないということで、どっちもどっち・

どんぐりの背比べという意味です。

理論的にも常識的にも破綻している政権が解釈改憲をゴリ押ししようとして,5月の鯉みたいに口ばか

り大きく中味のない維新の党というかげろうみたいに頼りない政党を頼りにしている「できた頼りが頼り

ない」見本です。

そのうちに維新なんて政党は夜明けの蜃気楼みたいに霧散霧消してしまうんじゃないですか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

間接殺人

2015-06-25 19:53:15 | 日記

            27.06.26        間 接 殺 人      NO.837       

自分の手を下さないで人を殺害するか、または、人が死を選ばなければならないような状態に「合理的

に」陥れることを間接殺人というならば、証券会社という組織は間接殺人をしている組織といえるでしょう。

ある証券会社では「ノルマ証券・へとへと証券・5人殺して一人前」と自認しています。

株取引に失敗して(させて)自殺する人を5人出して、はじめて一人前の証券マンということです。

素人投資家が蒙るその種の損失は、大口投資家や外国人投資家が利益を付け替えてもらって享受し、

自分たち証券マンの糊口にもなるのです。

高槻でも有名だった老舗の社長がそういう手口にはまって、店も工場・自宅も取られて(抵当権設定に

よる借入のため)悲嘆して自らの命を絶たれたという悲惨な事例も聞きます。

でも、誰も「お気の毒に」などと言ってくれませんし、そんな慰めを言ってもらっても如何ともし難いところ

です。 

せめて、私のこのブログを注視していただていれば、そんなことにならなかったかもしれないのに・・・。

因みに、資金が1000万円以下の投資家のことを、証券会社では「ごみ」と言っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常識と非常識

2015-06-24 20:21:19 | 日記

         27.06.25       常 識 と 非 常 識       NO.836

 「日本の常識は世界の非常識」と言いますが、日本では人を騙すより騙される方がまし、というカルチャー

があります。 でも、世界の常識ではだまされる方が馬鹿なのです。

素人が投資セミナーで聞いた「ガセネタ」を信んじて有り金をはたいて、株式の投資をする頃は、株価はも

はや高原状態ですからたちまち暴落します。

素人は、もっともっと下るのではないかと狼狽して、大損を承知で持ち株を投げ売りするのです。 

これが株の売買市場(鉄火場)の実態なのです。 恋は盲目と言いますが、株に手を出した人も盲目状態

になります。    「俺は違うんだ!」となんの根拠もなく、突き進み無一文になってしまうのです。

だまされているのも知らないで、・・・株価が天井に達した場合、外人投資家は株を売却して利益を上げて

、円キャリで借入れた借入金を返済します。   元手がなしで稼いで金儲けをしているようなもの、でも、

株価が暴落しないように(暴落すれば日本の政府が困る)から国は国民の貴重な財産である年金基金か、

30兆円もの資金を投入して買い支えをしているのです。  また、株価がもっと高原状態になれば、外人

投資家は日本証券金融などから「株」そのものを借り入れて、一斉に売りに出します(売り建玉・・・たてぎ

ょく、と言います)。 そうすると株価は下落します。  

下落させることが目的なのです。 株価が底値になった時点で買戻し(利益を上げて)その株を返済するの

です。 自分が持っていないものを借りて売るのですから「空売り」と言います。 日本の株式売買の60%

以上は、このような外人投資家(バクチ打ち)による売買です。

つづく・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

投資セミナー

2015-06-23 19:54:09 | 日記

           27.06.24       資 産 運 用 セ ミ ナ ー     NO.835

 株価が上昇して高原状態に入れば、各地でやたら「資産運用セミナー」が行われます。  資産運用と

言ってもほとんどは「今こそ株の買い時」という株式投資への勧誘です。

平均株価が8000円を割っていたものが、今や2万円を超えた。  

日本の経済は立ち直り、デフレを脱却して力強く上昇気流に乗ってさらに上昇し、3万円は射程圏などと

著名な?コンサルタント(予想屋)が熱く語るから「素人」は煽られます。

コンサルタントの説明はわかりやすく至極楽天的で銀行に預金している自分はバカだと思うようになります。

バスに乗り遅れまいと、銀行預金を引出し・保険を解約して、ありったけの札束を抱えて・高ぶった気持ちで

証券会社に向かいます。  でも、ちょっと考えてみてください。

セミナーは誰が・誰のために・どれだけの費用使って・そのお金は誰がだしているのでしょうか?  立派な

会場や豪華なホテルの大広間を借り切っての「セミナー」です。  1000万円はかかるでしょう。 でも、受

講料はタダです。 なんの関係もない人や組織が、赤の他人にお金儲けの秘術をタダで教えてくれるなんて

ことはあり得ないことです。

つまり、いつかどこかできちんと「年貢」を納めさせられることになっているインチキなのです。

・・・続く。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする