関東大学アイスホッケーリーグ戦が、9月2日から始まっています。トップ8チームが集うDiv.ⅠA(1部)は、まず1次リーグで全8チームが総当たりで戦い、下位2チームを振るい落とし、6チームで2次リーグを戦い、そこで又下位2チームが落ち、最終の決勝リーグで4チームの総当たりで、優勝を決めると言うものです。(昨年からこの方式?) 判り易い表があります。
8チームは、東洋・明治・中央・法政・早稲田・日本・日体・大東ですが、大学アイスホッケーに詳しいファンなら下位2チームはおおよそ想像が付くよね。(失礼に当たるので固有名詞は出しません。)問題なのは約一ヵ月半に及ぶ長い1次リーグの勝ち点を2次リーグには持ち越さない!と言う規定です。何で?Why?簡単に言えば1次リーグでトップに立たなくても6位までに入れば良い訳ですから、1次リーグの後半になれば、敢えて全力を出さないチームが出るんじゃないのかな?(わざと負けるとまでは言わんけど…) 先日の苫小牧大学交流戦で東洋・明治を撃破し優勝した中央大学が部員数が少なく、新入部員が1名しかいない早稲田大学に敗れました。しかも中央は主力選手がかなり出ていなかったとの事。何だかなぁと思います。決勝リーグで優勝を争う場合があったとして、「ああ、あの1次リーグの〇〇大学戦で、勝っておけばなぁ」と言う事が無くなります。何の為の1次リーグ総当たり戦でしょうか!? 1次リーグ・2次リーグ・決勝リーグ全てのゲームで一番勝ち点が多いチームが優勝とするのが当然だと思います。
主催者の東京都アイスホッケー連盟は、1次リーグの勝ち点を持ち越すと、決勝リーグを前に優勝チームがほぼ判ってしまうとでも思っているのかな?(つまり断トツに強いチームが居て、優勝戦線を独走してしまう事を避けるために?)
そんなチームが現在の関東大学アイスホッケーリーグ戦Div.ⅠAに存在しますかね?1次リーグの勝ち点を2次リーグに持ち越さない事にした理由・経緯など知りたいです。