横浜市長選挙は、野党が推薦した元横浜市立大学教授の山中竹春氏が圧勝しました。まだ開票が始まっていないのにNHKが早々と「当確」を打ちました。余程の大差が付かないと出来ないですね。
横浜市長選挙2021開票速報・結果 -横浜市長選- | NHK
選挙の焦点は「コロナ」と「IR」でした。告示当初は閣僚(国家公安委員長)を辞してまで市長選に名乗りを挙げた小此木氏がやや有利との見方もありましたが、予想以上の山中氏の完勝でしたね。やはりコロナの対応やインタビューで菅首相がまともに対応しなかったのが1番の敗因でしょう。
IRだって小此木氏は誘致しないと明言しましたが、市民は信用しなかったのだと思います。
これで、神奈川が地元の菅首相の求心力は、更に低下しました。野党としては菅首相を解散に追い込み、菅首相のまま総選挙に突っ込めば面白くなると思います。又とない政権交代のチャンスですので、小異を捨て大同についてもらいたいです。もし政権交代が成って、野党が連立内閣を樹立したら、自公(維新の党も含む)は、安保・外交・天皇制などで各党の違いを突いて来ることは容易に想像出来ますが、そこは各党がしっかり詰めてもらいたいですね。
もし政権を獲っても、基本政策の違いで空中分解したら、次の選挙から又半永久的に自・公・維新の政権が続いてしまいます。
今回は、投票率が前回より11.8%も上がったそうです。(それでも50%は超えてませんけど)今まで投票に行かなかったいわゆる無党派層が、時の政権に怒りを感じ、野党に投票したなら国政選挙でも同様の事が起こる?と言うのは余りにも楽観的でしょうか?
その昔、私が中学生か高校生の頃、アメリカのフォークシンガーであるピートシーガーがこんな歌を作りました。「ONE MAN’S HAND」 日本語訳は「1人の小さな手」
一人の小さな手/何もできないけど/それでも/みんなの手と手をあわせれば/何かできる…>
全ての歌詞はこちらから (訳詞 本田路津子)
本田路津子 一人の手 歌詞 - 歌ネット (uta-net.com)
横浜市長選挙の結果を受けて、今日は少し「ハイ」になっておりますね…。