3回戦まで縺れこんだ、東都大学野球最終戦は、何と両チームとも同じ投手が3試合連続先発と言う異例の展開となりました。
東洋大学上茶谷投手、亜細亜大学中村投手、大変お疲れ様でした。
試合は鬱憤を晴らすような東洋大学の打線が、亜細亜の中村投手を打ち砕き9-0で快勝しました。
リーグ戦を振り返ると、球速150㎞を超える速球投手3名を擁する東洋大学の戦力が、他校を圧倒しているかの様相でしたが、3本柱の一角梅津投手がリーグ戦の合間に社会人チームとのOP戦で打球を足に受けてから、2番手投手の起用が苦しくなり、立正大学に連敗して混戦状態になりました。
まあ優勝したから良かったものの、6月から始まる全日本大学野球選手権は、勝ち進むと連戦になるので投手陣の手薄さは否定出来ませんね。
3番や5番を打った佐藤捕手は、今日の試合でも2本のHRを打ち、右投げ左打ちの打てる捕手として、来年のドラフトを
賑わせてくれそうです。
新監督の杉本泰彦氏は、これが「杉本野球」だ!と言うカラーは出せなかったと思いますが、前監督のような強力なリーダーシップは無いものの、キメの細かい指導や選手自身に考えさせる野球を目指しているらしいです。来季以降にも期待しています。
杉本監督の胴上げシーン