多くのメディアが東洋大学のインカレ優勝を10回目と書いておりますが(スポーツ東洋までも!)、正しくは11回目のインカレ優勝ですから!
おそらく1986年(昭和61年)の日光大会での初優勝が欠落してるのではないですかね?
当時は明治大学が圧倒的に強く、アイスホッケー雑誌もスポーツ新聞も「東洋大学初優勝!」とは書かず、「明治敗れる!」と書き立てたものでした。
当時の主将は現八工大一高監督の、石藤壽也氏でした。3年生に前東洋大学監督の小笠原慎吾氏(西武)や同級生に山崎氏(コクド)、GKに間野選手(雪印)などが居ました。
まあそれはともかく、東洋大学優勝の勝因をじっくり考えて見ました。
アイスホッケーは通常は22名で戦います。内訳はGK2名、DF2名とFW3名の5名×4セットでありますが
力が接近してる場合は4つ目のセットは余り氷上に上がる事はありません。
一昨日の決勝戦は、東洋大学は第一ピリオドから積極的に4つ目のFWをどんどん出して来ました。3つ回しより4つ回しの方が試合の後半になるに従いスタミナが温存できるのは言うまでもありません。
4つ目のFWは石橋(4年)・藤原(1年)・前田(1年)と言うメンバーで4つ目にしては強力ですもんね。
https://www.jihf.or.jp/game/detail.php?id=480
今季の東洋大学のメンバーは24名と関東大学アイスホッケーリーグディビジョンⅠAの中では一番少ないのですが、選手数は少なかったが、選手層は薄くなかったと言う事でしょう。秋~冬に大きな故障者が居なかった事も良かったです。
来季からは終われる立場になります。某大学の監督は新入生の補強は東洋大が一番良いとおっしゃって居ましたが、私に言わせれば、中央大学と明治大学の補強も引けを取っていません。
近年「5強」と言われていましたが、内実は中央大学と明治大学の二強、(もしくは明治一強)でした。
来季からは、東洋・明治・中央・法政・早稲田の〝本当の意味での5強〟になり、三大タイトル全てで優勝校が異なると言う事も考えられます。
アイスホッケーは生観戦が一番面白いスポーツです。首都圏在住の方、自分の大学にアイスホッケー部がある学生や卒業生の方、どうぞアイスホッケーの会場に足を運んで下さい。
東洋大学アイスホッケー部は数ある強化指定部の中で、インカレ優勝が11回と言う強豪です。しかしマネージャーが1人しかおりません。随時マネージャーは募集していますので、よろしくお願いいたします。