白老町にある、国内最大級のアイヌ博物館=白老町アイヌ民族博物館が、2年後に国立博物館になる事に伴い、今日閉館しました。
チセではお別れに餅やお菓子が屋根から投げられました。日本の昔からの風習の上棟式みたいな感じでしたが、アイヌ文化に疎い私はどんな意味合いがあるかどうかは良く分かりません。
最後のアイヌ民族舞踊が終わった後は、違うチセで先祖を送る供養の儀式が行われました。
私もしばらくは観に来れないので、博物館内の敷地にある売店で遅い昼食を摂り、なごり惜しくもゆっくりと博物館を後にしました。
国立アイヌ民族博物館は、再来年東京五輪が行われる2020年4月オープンの予定です。
博物館近くは、現在工事の真っ最中で、ダンプカーが道路を行き交い、敷地には様々な重機が一生懸命働いています。
博物館には2年間行けませんが、ポロト湖畔対岸のキャンプ場や貸しカヌーは5月頃から営業を始めるようなので、是非自然に親しみにおいで下さいませ。
閉館を伝える、地元紙の苫小牧民報(Web版)⇒ https://www.tomamin.co.jp/news/main/13501/