北海道の地元紙(北海道新聞・苫小牧民報)に嬉しいニュースが載ってました。
苫小牧中央高校アイスホッケー部の復活です。何と年振りの復活です。
監督は、釧路工業⇒日本製紙クレインズで活躍していた腰越雅敬氏です。
www.hokkaido-nl.jp/article/17057
私は腰越氏とは身近にお話した事はないのですが、彼の名前が気になり出したのは、彼が中央大学のコーチに就任してからです。
中央大学アイスホッケー部は強くなったのがつい10数年前くらいで、中央大学生え抜きの実績のあるコーチ(プロパー)が居らず、腰越氏に白羽の矢が立ったのだと思いますが、
コーチ在籍中に中央大学をインカレ初優勝に導いています。
私は当時の中央大学の選手やスタッフに何名か知り合いが居ますが、彼のコーチングや情熱を絶賛していました。教員資格を取得し、公立高校で教鞭を取っていたところ、来年度からチームを復活させる苫小牧中央高校の監督に向かえられたようです。
急速な少子化の中、アイスホッケー競技人口もかなり減少しており、名門苫小牧東や釧路江南は地元外の選手の方が多くなっています。
昨季のインターハイ優勝校の白樺学園も、地元十勝出身者が9名、苫小牧出身者は16名です。(その他釧路・札幌・本州出身者も居る)
各高校の選手名鑑には出身中学が載って居ますが、北海道の選手が本州に行ったり、その逆もおり、一体どこの地方の高校なの?と言った感じが続いています。
苫小牧中央高校も昔アイスホッケー部が存続していた時も、失礼ながらそれ程強いチームではありませんでしたが、今回は監督が腰越氏ですので、大いに期待が掛かります。
白老町の北海道栄高校も、監督に小林弘典氏、コーチに石岡敏氏を迎え、飛躍的に強くなりました。既に公式戦で清水高校や釧路江南に勝った事もあります。
南北海道では現在、駒大苫小牧、苫小牧東、苫小牧工業、北海道栄、北海の5校しかなく、しかも実態は駒澤一強が続いており、武修館・白樺・釧路江南・清水(釧路工業も含める?)が鎬を削る道東とはエライ違いです。
駒澤高校はまあ別格としても、苫小牧中央高校や他の高校が強くなって、苫小牧の中学生が他地域に行かず、地元に留まるようにして欲しいなぁ・・・。