雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森91 うえやまとちさん著『クッキングパパの週末レシピ201』

2010年10月09日 21時55分30秒 | 本と映像の森
本と映像の森91 うえやまとちさん著『クッキングパパの週末レシピ201』講談社+α文庫、1997年10月20日発行、235ページ、定価640円

 雨宮が唯一、N子さんから「智彦くんの作った天ぷら、おいしい」と言ってもらえる根拠は、この本です。たぶん。

 調味料が何グラムとか、そういうのは興味ないので、たとえば天ぷらの油の温度をどうやって決めるか、この本で、ちゃんと、学びました。

 それと、我が家では天ぷらはお醤油ですが、やはり、天つゆのほうがおいしいなと思いました。

 いまは手に入るかどうか不明です。
 週刊「モーニング」で作品自体は、いまも連載されています。
 何十年経っても、主人公のおっさん(氏名は知りません)の年齢も変わらないんだよね。

 これって、手品のねたばらしみたいで、やばいですね。
 妻のN子さんや、娘のTさんやiさんが、ぼくより、おいしい天ぷらを作れるようになれば、父の権威は…どうなる?
 えっと、どうもなりません。
 
 いま午後の10時09分ですが、今日は午後、神奈川県横須賀にいったN子さんが、まだ帰っていません。どうしたのかな?だいじょうぶかな?
 心配になって、眠れません。


日本古代史9 「竹取物語」のかぐや姫と「古事記」のかぐよ姫

2010年10月09日 04時54分37秒 | 日本と世界の古代史・遺跡・遺物
日本古代史9 「竹取物語」のかぐや姫と「古事記」のかぐよ姫

 日本最古(?)の小説として「竹取物語」と主人公の「かぐや姫」は、誰でも知っているでしょうか。
 知らない人もいるでしょうか。

 この名前「かぐや姫」がどこから命名された名前なのか、ですが、私は、やはり、記紀=日本古代伝承・神話のなかにでてくる「天のかぐやま」からだと思います。

 なぜなら、古代神話では、「かぐつちの神」は金属の神で、「あまのかぐやま」は金属を産出する山だからです。
 これは古代神話を解釈した「通説」の「天の香具山」は奈良県飛鳥の「香具山」という通説とイメージがおおきく違います。
 ぼくは、これはやはり通説より、古代神話自体の方が真実であり「あまのかぐやま」は金属も産出する火山のイメージであると思います。

 かぐや姫という名前は、やはり、あの金属を産出する神聖な「かぐやま」を信仰する古代王朝の姫さまでしょう。
 (この「かぐやま」がどこかは、別項で考えます)

 竹取物語のかぐや姫は、生まれたときには輝く金に関係があり、そして月の夜に火山の富士山から天に帰って行くという、まさに金属と火山の姫さまです。

 同時に、日本神話では影がうすい「月」と「夜」の女神であることは明瞭ではないでしょうか。
 だって、かぐ「や」(夜)姫ですもの。

 今日、書きたかったのは、「古事記」の出雲神話のなかに「かぐや」と似た名前の女神さまが出てくることです。
 
 たぶん朝鮮からやってきたスサノオさんと結婚した神大市姫(かむおおちひめ)さんは、日本列島の縄文の神のたぶん主神であるオオヤマツミの神さんの娘です。
 スサノオさんと神大市姫さんの長男が、大年神さんで、古事記の系図では、そういう日本と朝鮮の両方の血統を背負った由緒正しい神、大年神さんと結婚した女性が「香用比売(かぐよひめ)」です。

 つまり「かぐやひめ」と「かぐよひめ」、1字しか違わないし、解釈すれば同じ「や(夜)」と「よ(夜)」ではないでしょうか。

 今日は、疑問の提起にとどめて、日本古代の謎を、みなさんといろいろ考えていきたいと思います。