雨宮日記 8月8日(金)午後 「5・21大飯判決効果」と「7・1閣議決定効果」
今日は、午後、浜岡原発永久停止裁判静岡県西部の会の役員会でした。暑かったです。
そこで、西部の会の会員にある教員夫妻が年会費20口(2万円)を出してなってくださったということを聞いて、これはやはり、世の中全体が揺れている、いい方向に、ということを思いました。
5月21日の大飯原発福井地裁判決のように、ぼくたちの行動を後ろから押してくれる「順風」もあるし7・閣議決定のように、ぼくたちの行動を前からマイナスに吹き付ける「逆風」もあるけれど、それら全てが、ぼくたち、いやみなさんの思考と行動を駆りたてるのだと思う。
願わくは、他人に、あなたの思考をゆだねることを拒否しよう。それがだれであれ。
いま、平和年表を作っていて、そのための資料整理をしていたら、則子さんの「1993年12月18日 意見書」が出て来た。これは組織に提出した文書だが、ぼくも、もちろん夫婦の義務として作成に協力した。
いま読んでも、かなり強烈な文書で、保育における一方的な、「宗教的」崇拝を痛烈に批判している。こんな文書を2人で21年前に作ったんだと思うと、20年前のぼくら夫婦のレベルも、まんざらではないと自己確認できます。
結婚して15年目くらいです。
「どんなことも2人で論議して、2人で決める」ということを最初に夫婦で決めて生きてきて、15年目。ここまで来ました。
この、とんでもない文書、A4で14ページの文書、読みたい方はあげます。メールください。
たぶん、みんな、「同僚に、ここまで言うのか」と感じると思います。
でも15年前のぼくたちの結論は「たとえ決裂しても、このことを言わなければ、私たち(中谷夫妻)は腐敗する」という結論だったと思います。
どうして、こういう結論に至ったかという過程を、これから考えます。
こういう、とんでもない、仲間仲良しごっこ主義からはかけ離れた思考が基礎にあって、初めて、6年後、1999年、則子さんの「衆議院8区補選、候補者立候補」ができただなあ、と思います。自伝で詳しく語りますので、こうご期待!