雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 67 やまざき貴子『ZERO 1』小学館文庫、2009年

2017年05月17日 19時40分50秒 | 本と映像の森
新・本と映像の森 67 やまざき貴子『ZERO 1』小学館文庫、2009年

(SF10・マンガ5)小学館、394ページ、定価本体638円

 2017年、日本は偶発した核戦争後で、東京は崩壊状態、廃墟になっている。。

 物語は2000年の核戦争直後に生まれた少年少女たちから始まる。なぜか女性は男性の6分の1しかいない時代。

 米軍の管理するシェルタードーム「ZOO」に収容されて気楽に暮らす少年処女たちのあいだに、不思議な夢を見れるクスリ「Zero」が流行する。

 その「Zero」を飲むと、2000年に生きていた自分=前世に会えるというのだ。

 2000年直後生まれの「第1世代」の主人公ゲオ(本名 影尾暁 かげお・あかつき)は、仲閒の少女カイエの殺人容疑で追われる身となる。

 同じ容疑を受けたバツ(伐永史)とともに、2人は「ZOO」の外へ脱出する。

 そして2人とその仲閒の「ZOO」の謎を探る冒険が始まる。

 地下の巨大コンピューター「ZIP」は何なのか?

 両性体は何の意味があるのか?

 なぜ核兵器は爆発したのか?

 「ZOO」「ZOO」「ZIP」と「Z」続きなのは、なぜか?

 全6巻、続く。