雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 89(マンガ15・SF23) つくみず『少女終末旅行 1』新潮社、2015年

2017年09月22日 15時58分29秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 89(マンガ15・SF23) つくみず『少女終末旅行 1』新潮社、2015年

 SFマンガです。主人公の少女2人が未来の廃墟都市をケッテンクラートで旅するおはなし。

 2人で都市のなかを探っていきます。でもマンガでは2人の出自や関係も、なぜ2人で旅をしているかも明らかではない。

 とにかく、2人が今、旅をしていることが、大事なことなのだ。

 どっちかというと、ほのぼの系の1話完結のおはなし。ひとつ1つの物や生きものが何のためにあるか、みたいなはなし。
 
 主人公の少女はチトとユーリ。

 世界には2人しかいない・・・・わけでもない。第1巻では、他に出てくる生きものは、2人に焼き魚として食べられる魚1匹と人間のカナザワ。

 いまのところ、6巻まで刊行しているので、この先のおはなしに期待しよう。

 第1巻の目次は、以下のとおり。
  01 星空
02 戦争
03 風呂
04 日記
05 洗濯
06 遭遇
07 都市
08 街灯

 ちなみに「ケッテンクラート」は日本語で「履帯式オートバイ」という。全然説明になっていないが「履帯」とは、キャタピラーのことです。

 つまり前はバイクで、うしろは両側にキャタピラーのついた荷車とでも言えばいいでしょうか。第二次大戦中に実際に、ドイツで数千台作られました。

 この10月からテレビ東京系でアニメ化されるようです。浜松では、まず見れないんですよね。残念」。