雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

人間宇宙生命社会 22 デジタルとアナログ 20210316

2021年03月16日 09時29分34秒 | 人間宇宙生命社会
人間宇宙生命社会 22 デジタルとアナログ 20210316


 前号(「人間宇宙生命社会 21 ことばを考える 20210314」)の思考の続き。


 人間の脳がおおまかにいえば左半球のデジタルと右半球のアナログからできていることは書いた。その2つを人格が統一?している。


 最近、「デジタルシテイ」とか「デジタル庁」とか左半球だけですべてを決められるような片寄った論調が多くなっているような気がする。


 あるひとは「デジタル教育なら日本中にその教科の先生は一人でいい」とおっしゃったそうだ。「ある問題への回答はひとつしかない」と思っているらしい。いや、もしかしたら「問題はひとつしかない」と思っているのかもしれない。


 個別の対話こそ教育なのだが。その「あるひと」はプラトンも読んだことはないらしい。


 問題を戻す。左半球と右半球を統括する人格。デジタルとアナログを統括する第2のもの。平面(2次元的)ではなく立体(3次元的)である。


 決定はデジタルだけでは、エビデンスだけでは、概念論理だけでは決められない。そのすきまあるいは広大な外部の何かが作用する。どう何がどういうメカニズムで作用するのかは、まだボクにはわからない。


 言えるのは、人生の岐路を決定するのは、何でもありである。風がフワッと涼しかったでもいいし、首相の顔がうさんくさかったでもいい。


 ただ他人に説明するのに、できるだけほんとっぽく、できるだけ論理的に説明するだけだ。他人がわかってくれることは嬉しいが、それはボクの、自分の行動条件ではない。


 こういうことは、言葉で展開するのがむづかしい。でも、これからもいろいろやってみたい。