雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 4月14日(金) 誤植発見

2017年04月14日 08時56分24秒 | 雨宮日誌

 雨宮日記 4月14日(金) 誤植発見

 自分の文章で誤植を見つけるのはむずかしいけど、他人の誤植を見つけるのは比較的たやすい。

 それで、今、ひとつ見つけた。

 不破哲三さんの新著『新編 宮本百合子と十二年』新日本出版社、2017年3月20日初版、です。

 「古典学習における「文学的読み方」」で、百合子さんが『フォイエルバッハ論』を読むところ。

 「引用あれた訳文からみると、百合子が読んでいるのは、作野文男訳の岩波文庫版のおようである。文中には、【共産】党創立の初期には党中央委員の任にもあった訳者の、その後の「身のふりかた」への批判も、のべられている。」(p189)

 念のため、「作野文男」で検索してもヒットしない。

 「佐野文男」は有名で「ウィキペデイア」ででてくる。1931年3月1日没。

 そのうち「翻訳」のところに8冊出ている.一番下、つまり佐野文男さんが死後の出版になる。

 「ルートヴィヒ・アンドレアス・フォイエルバッハ『ヘーゲル哲学の批判』岩波書店<岩波文庫>、1933年」とある。

 これで、ほぼ間違いないと思う.一件落着。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。