雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 339 木村政昭『沖縄海底遺跡の謎』第三文明社、2000年

2020年07月10日 14時54分12秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 339 木村政昭『沖縄海底遺跡の謎』第三文明社、2000年

 211ページ、定価本体1600円。

 沖縄県最西端の与那国(よなぐに)島。その南岸・新川沖100mの水深10mから25mの海底に巨大な岩の海丘がある。

 人工物とも自然物ともつかないが「第1海丘」「遺跡ポイント」ともいわれる。

 著者木村政昭さんはこれを1万年前前後の巨大意識として調査している。

 見た目で「階段」「テラス」「柱穴」などが区別できる。

 ボクにはいまのところ判断はつかない。とくに本の後半はムー大陸の話まで出てきてオカルト的な面があり、ボクは反対です。

 しかし前半の考古学的・地質学的叙述は検討の余地があると思う。

 自然にできるとは思えないが、正否は未来にゆだねておく。

 この「遺跡ポイント」だけではなく、海中の「立神(たちかみ)岩」など、陸上の東部の「サンニヌ台」もおもしろい。

 沖縄の「線刻盤」や後のグスクとの関連も興味深い。

 海中の伝説の「竜宮」との関連も。




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