雨宮日記 10月26日(火) いま話題の「TPP」の農業と「夕鶴」のつう
今日27日に農水省は、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」に日本が参加して、例外を認めず関税を自由化した場合の試算を発表しました。
試算によると、食糧自給率は現在の40%から14%に低下し、国産米は1割(10%)に壊滅、小麦も砂糖もほとんど壊滅、国産牛肉も4分の1になるとしています。
これを聞いて、ぼくが連想したのは、演劇の「夕鶴」です。
「夕鶴」で、つうさんの夫である予ひょうさんは、友だちにそそのかされて、つうに、「もっと布を」と強制してしまいます。
管直人「予ひょう」首相は、TPPへの参加検討を表明していますが、それによって、何が永遠に失われるか、わかっていないようです。
「おれたちの家計を維持するために、みんなの幸せのために」、「つうよ、我慢して、布を織ってくれ」ということでしょうか。
「夕鶴」は、善意の人で、妻のつうを愛している予ひょうが、お金に目がくらんで、自分たちの存在基盤を壊してしまう、哀しい物語です。
管直人「予ひょう}さんも、同じように、工業や金融業のお金に目がくらんで、つうの苦しみや、農業の苦しみなど、わからなくなって、しまったんでしょうか。
哀しいですね。
予ひょうさん、気がついてよ。
今日27日に農水省は、「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」に日本が参加して、例外を認めず関税を自由化した場合の試算を発表しました。
試算によると、食糧自給率は現在の40%から14%に低下し、国産米は1割(10%)に壊滅、小麦も砂糖もほとんど壊滅、国産牛肉も4分の1になるとしています。
これを聞いて、ぼくが連想したのは、演劇の「夕鶴」です。
「夕鶴」で、つうさんの夫である予ひょうさんは、友だちにそそのかされて、つうに、「もっと布を」と強制してしまいます。
管直人「予ひょう」首相は、TPPへの参加検討を表明していますが、それによって、何が永遠に失われるか、わかっていないようです。
「おれたちの家計を維持するために、みんなの幸せのために」、「つうよ、我慢して、布を織ってくれ」ということでしょうか。
「夕鶴」は、善意の人で、妻のつうを愛している予ひょうが、お金に目がくらんで、自分たちの存在基盤を壊してしまう、哀しい物語です。
管直人「予ひょう}さんも、同じように、工業や金融業のお金に目がくらんで、つうの苦しみや、農業の苦しみなど、わからなくなって、しまったんでしょうか。
哀しいですね。
予ひょうさん、気がついてよ。