昨日の午後、静岡県平和委員会/静岡県原水協事務所からFAX電話で届いた文書を掲載します。(雨宮智彦) 20200227am09h06m
静岡県実行委員会各位
2020年ビキニデー集会中止のお知らせ
日頃平和の活動に真摯な取組みに敬意を表します。
今日、3・1ビキニデー集会静岡県実行委員会の緊急事務局会議を開催し、現在焦眉の問題である新型コロナウイルスに対する対処法を論議しました。
静岡県生協連、静岡県評、静岡民医連、日本原水協から新型コロナウイルスに対する懸念の提案を受け会議で論議しました。
政府の方針として、大規模なスポーツやイベント中止か延期 ー などを求める考えを受け、3・1ビキニデー集会実行委員会代表委員及び事務局員(各団体、県評・平和委員会・日本原水協・高教組)、宗平協の代表10名が集まり、論議をして最終的に2020年3・1ビキニデー集会及び関連行事の日本原水協集会を中止とすることを決定しましたのでお知らせします。集会を準備し奮闘された関係者の皆さんに心よりお礼を申し上げます。
私達も残念ですが、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために政府の要請に賛同し早く収束するように努めることとしました。
第五福竜丸の池田正穂さんが3・1ビキニデーの直前に癌で亡くなりました。ご冥福をお祈りします。第五福竜丸の乗組員も生存者は3名となり、心は如何ばかりかと察します。私たちはこれからも第五福竜丸の乗組員と団結し核兵器廃絶を目指して奮闘する決意です。
4月に行われる原水爆禁止世界大会NYを大成功させるために、全国で1000名を超える代表を送り込みます。私達は被爆者の悲願である「ヒバクシャ国際署名」を全力を挙げて取組み国連本部に積み上げ、「核兵器禁止条約」の承認と批准を求めて奮闘する決意です。
これからも皆さんの力を結集し、広島・長崎の被爆者、第五福竜丸の亡くなられた被災者の心を受け継ぐ活動を広げていきます。
2020年2月26日
2020年3・1ビキニデー集会実行委員会事務局一同