音楽の森 2 ショパンさん作曲「ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op64-2」
ショパンさんのワルツで有名なのは「華麗な大円舞曲」とか「子犬のワルツ」ですが、ぼくは、この第7番がいちばん好きです。
ワルツなのに、ポーランドの民族歌謡のマズルカのリズムで作曲されているそうです(と解説書にありました)。
ショパンさんは、ベートーベンさん的な「がんばれ!」というリズムでもないし、モーツアルトさん的な「明るく踊る」リズムでもないです。
憂愁というか、哀しみというか、もちろん絶望ではなくて、未来に少し雲の切れ間を残すような感じですが、誰かに寄り添って欲しいような、感情でしょうか。
「女性的」という正しくない表現ではなく、「受動的」なショパンの、精一杯の、心の叫びでしょうか。
ぼくも、妻の則子さんとの関係では、どっちかというと受動的なので、ショパンさんの魂と共感します。
あ、ぼくがそこにいる、という感じ。
響き合う感じですね。
もちろん、ポーランドという祖国喪失者、ということも、もちろんありますね。
ショパンさんのワルツで有名なのは「華麗な大円舞曲」とか「子犬のワルツ」ですが、ぼくは、この第7番がいちばん好きです。
ワルツなのに、ポーランドの民族歌謡のマズルカのリズムで作曲されているそうです(と解説書にありました)。
ショパンさんは、ベートーベンさん的な「がんばれ!」というリズムでもないし、モーツアルトさん的な「明るく踊る」リズムでもないです。
憂愁というか、哀しみというか、もちろん絶望ではなくて、未来に少し雲の切れ間を残すような感じですが、誰かに寄り添って欲しいような、感情でしょうか。
「女性的」という正しくない表現ではなく、「受動的」なショパンの、精一杯の、心の叫びでしょうか。
ぼくも、妻の則子さんとの関係では、どっちかというと受動的なので、ショパンさんの魂と共感します。
あ、ぼくがそこにいる、という感じ。
響き合う感じですね。
もちろん、ポーランドという祖国喪失者、ということも、もちろんありますね。