雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

音楽の森 2 ショパンさん作曲「ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op64-2」

2011年02月25日 05時45分44秒 | 本と映像の森
音楽の森 2 ショパンさん作曲「ワルツ 第7番 嬰ハ短調 op64-2」

 ショパンさんのワルツで有名なのは「華麗な大円舞曲」とか「子犬のワルツ」ですが、ぼくは、この第7番がいちばん好きです。

 ワルツなのに、ポーランドの民族歌謡のマズルカのリズムで作曲されているそうです(と解説書にありました)。

 ショパンさんは、ベートーベンさん的な「がんばれ!」というリズムでもないし、モーツアルトさん的な「明るく踊る」リズムでもないです。

 憂愁というか、哀しみというか、もちろん絶望ではなくて、未来に少し雲の切れ間を残すような感じですが、誰かに寄り添って欲しいような、感情でしょうか。

 「女性的」という正しくない表現ではなく、「受動的」なショパンの、精一杯の、心の叫びでしょうか。

 ぼくも、妻の則子さんとの関係では、どっちかというと受動的なので、ショパンさんの魂と共感します。

 あ、ぼくがそこにいる、という感じ。
 響き合う感じですね。

 もちろん、ポーランドという祖国喪失者、ということも、もちろんありますね。

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