原発を考える 6 「いのちと原発」学習会第1回 原子核と放射線の基礎知識
6月24日(日)に、「いのちと原発」連続学習会(4回予定)の第1回「原子核と放射線の基礎知識」を終えました。則子さんが辛口批評ではなかったので、まあ良かったのかな?
他の団体・場所でもオファーがあれば「出前」講義に行きます。講師料は不要。浜松市内なら交通費も不要。資料代として1人100円いただきます。
以下は、当日のレジュメ(目次)です。
1 原子が世界を形作る ー原子と原子核の基礎知識ー
○原子とは アトム 5つの特徴
○原子の大きさ
○原子は
○原子核は
○原子と90種類の自然元素、他の人工元素
○元素は原子番号と質量数で決まる
2 原子が変わる ー放射線の基礎知識ー
○原子核が変化して放射線が発生する 電磁波と粒子線
○化学反応と原子核反応の違い
○「放射線」「放射性物質」「放射能」
○電離放射線と非電離放射線
○アルファ線・ベータ線・ガンマ線・中性子線
○距離が倍で4分の1になる
○時間は半減期で半分になる
○ベクレルとグレイとシーベルト
3 放射能の危険性 ー広島・長崎、ビキニ、福島の経験ー
A)高線量被曝。個人への確定的影響の場合
○広島原爆の影響 1kmで4シーベルト(半数致死量)、原発との違い
問題は2km以上の遠距離被ばく・2週間後以後の入所被ばく
白血病・ガンなどが増える
○外部被曝の致死量 東海村JCO事故、大内さんと篠原さん
○核実験の死の灰の影響 ビキニ水爆実験と第五福竜丸 3シーベルト
B)「許容量」とは?「安全量」?「がまん量」? 武谷三男さんの指摘
C)低線量被曝と内部被曝、集団への確率的影響の場合
○環境放射能=自然放射能+人工放射能(核実験+3/11以後の福島原発事故由来)
現在のここの環境放射能 マイクロシーベルト/毎時
この値に365日×24時=8760をかけて1000で割ると年間のミリSv
○ミリ、マイクロの単位
○確率的影響 1mシーベルトで0.005%がガン死する(ICRPの推計)
つまり130万人が毎年1mSvを受けると毎年65人がガン死する、
1,確定的影響と確率的影響、しきい値
2、大人と子どもの放射線感受性
3,内部被曝は細胞や遺伝子を長期に破壊するー外部被曝との違い
最大の問題は呼吸や食事で取り込んだ内部被曝
○自然放射能 カリウム40 体内に4000ベクレル程度、毎日50ベクレル吸収
炭素14 体内に2500ベクレル程度
○核実験の影響 『放射線と健康』p63 体内のセシウム
1964年 600Bq、1968年 70Bq、1986年 22Bq
○福島原発事故 母乳がセシウム汚染 2~13ベクレル/リットル 児玉さん著参照
○チェルノブイリで 同程度の汚染で 子どもの甲状腺ガン、膀胱炎が発生確定
○世界各地の放射線障害 核施設と核実験場
4、46億年、放射能から守られている地球といのち
○宇宙の自然放射線の危険性
○水と大気と太陽・地球磁場で宇宙線から守られているいのち
○この地球といのちを汚染からまもる私たちの責任
6月24日(日)に、「いのちと原発」連続学習会(4回予定)の第1回「原子核と放射線の基礎知識」を終えました。則子さんが辛口批評ではなかったので、まあ良かったのかな?
他の団体・場所でもオファーがあれば「出前」講義に行きます。講師料は不要。浜松市内なら交通費も不要。資料代として1人100円いただきます。
以下は、当日のレジュメ(目次)です。
1 原子が世界を形作る ー原子と原子核の基礎知識ー
○原子とは アトム 5つの特徴
○原子の大きさ
○原子は
○原子核は
○原子と90種類の自然元素、他の人工元素
○元素は原子番号と質量数で決まる
2 原子が変わる ー放射線の基礎知識ー
○原子核が変化して放射線が発生する 電磁波と粒子線
○化学反応と原子核反応の違い
○「放射線」「放射性物質」「放射能」
○電離放射線と非電離放射線
○アルファ線・ベータ線・ガンマ線・中性子線
○距離が倍で4分の1になる
○時間は半減期で半分になる
○ベクレルとグレイとシーベルト
3 放射能の危険性 ー広島・長崎、ビキニ、福島の経験ー
A)高線量被曝。個人への確定的影響の場合
○広島原爆の影響 1kmで4シーベルト(半数致死量)、原発との違い
問題は2km以上の遠距離被ばく・2週間後以後の入所被ばく
白血病・ガンなどが増える
○外部被曝の致死量 東海村JCO事故、大内さんと篠原さん
○核実験の死の灰の影響 ビキニ水爆実験と第五福竜丸 3シーベルト
B)「許容量」とは?「安全量」?「がまん量」? 武谷三男さんの指摘
C)低線量被曝と内部被曝、集団への確率的影響の場合
○環境放射能=自然放射能+人工放射能(核実験+3/11以後の福島原発事故由来)
現在のここの環境放射能 マイクロシーベルト/毎時
この値に365日×24時=8760をかけて1000で割ると年間のミリSv
○ミリ、マイクロの単位
○確率的影響 1mシーベルトで0.005%がガン死する(ICRPの推計)
つまり130万人が毎年1mSvを受けると毎年65人がガン死する、
1,確定的影響と確率的影響、しきい値
2、大人と子どもの放射線感受性
3,内部被曝は細胞や遺伝子を長期に破壊するー外部被曝との違い
最大の問題は呼吸や食事で取り込んだ内部被曝
○自然放射能 カリウム40 体内に4000ベクレル程度、毎日50ベクレル吸収
炭素14 体内に2500ベクレル程度
○核実験の影響 『放射線と健康』p63 体内のセシウム
1964年 600Bq、1968年 70Bq、1986年 22Bq
○福島原発事故 母乳がセシウム汚染 2~13ベクレル/リットル 児玉さん著参照
○チェルノブイリで 同程度の汚染で 子どもの甲状腺ガン、膀胱炎が発生確定
○世界各地の放射線障害 核施設と核実験場
4、46億年、放射能から守られている地球といのち
○宇宙の自然放射線の危険性
○水と大気と太陽・地球磁場で宇宙線から守られているいのち
○この地球といのちを汚染からまもる私たちの責任