本と映像の森35 新井満さん『楽しみは 橘曙覧・独楽吟の世界』講談社、2008年11月27日第1刷、123ページ、定価1143円+消費税
橘曙覧(たちばなのあけみ)さんは、江戸時代末期に福井に生きた貧乏な歌人で国学者です。
1812年生まれで、1868年に亡くなりました。
橘曙覧さんの代表作が『独楽吟(どくらくぎん)』という52首の連作短歌で、すべて「たのしみは」に始まり、「するとき」でおわります。
「たのしみは 数ある書を 辛くして うつしおえつつ とぢて見るとき」
「たのしみは ほしかりし物 銭ぶくろ うちかたぶけて かひえたるとき」
「たのしみは 朝おきいでて きのふまで 無かりし花の 咲ける見るとき」
新井満さんは、この52首をジャンルに分けて、自由訳もつけて、写真も入れたすてきな本にしてくれました。
岩波文庫に『橘曙覧全歌集』がありますが、在庫がありますかどうか。
橘曙覧(たちばなのあけみ)さんは、江戸時代末期に福井に生きた貧乏な歌人で国学者です。
1812年生まれで、1868年に亡くなりました。
橘曙覧さんの代表作が『独楽吟(どくらくぎん)』という52首の連作短歌で、すべて「たのしみは」に始まり、「するとき」でおわります。
「たのしみは 数ある書を 辛くして うつしおえつつ とぢて見るとき」
「たのしみは ほしかりし物 銭ぶくろ うちかたぶけて かひえたるとき」
「たのしみは 朝おきいでて きのふまで 無かりし花の 咲ける見るとき」
新井満さんは、この52首をジャンルに分けて、自由訳もつけて、写真も入れたすてきな本にしてくれました。
岩波文庫に『橘曙覧全歌集』がありますが、在庫がありますかどうか。