雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 65(ビデオ1・平和3) 比嘉真人『やんばるからのメッセージ』2007年

2017年05月13日 21時02分28秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 65(ビデオ1・平和3) 比嘉真人『やんばるからのメッセージ』2007年

 比嘉真人撮影・編集、『やんばるからのメッセージ ー 沖縄県東村・髙江の記録 ー』22分。

 10年も前の東村(ひがしそん)・髙江の記録です。このたたかいの始まった頃のことです。

 映像は主に、ゲート前の平和な座り込みと、権力側との緊迫した対峙と交渉を描いて①ます。

 現地へ行けないボクは、こういう映像を見て、沖縄の人びとのことを思い、考えて過ごします。

 願わくは、誰か、これらのビデオ・DVDの総まとめ・紹介をやってほしい。

 一部分でもありましたら、誰か紹介してください。

   ☆

 この作品では文字で表わすキャプションが「理論で語りすぎて」、映像とミスマッチだと思う。これはナレーションで声でやったほうがよかった。

   ☆

 10年前の伊佐さんのすがたが懐かしい。


雨宮日記 5月12日(金) カメラを動かす

2017年05月12日 21時09分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月12日(金) カメラを動かす

カメラを久しぶりに動かす。写真撮影やビデオ撮影に何が必要か、考えた、

 少なくとも、ビデオ撮影のためには、車椅子に取り付けられる小さな三脚が必要。仲閒と協力して、考えよう。

 まあ、実際に撮影のときは、もっと先だろうけど。来年かな。

 ハードデスク(HDD)を点検はじめる。要するに、過去の文字・映像ファイルの整理。これも、膨大な時間がかかる。

 今日は暑い。則子さんが「扇風機出す?」といいにきた。「まだ、いらない」と答える。

 明日は、天気悪そうで、雨らしい。


雨宮日記 5月11日(木) 暑い日の散歩

2017年05月11日 20時07分18秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 5月11日(木) 暑い日の散歩

 ひさしぶりに、則子さんと車椅子で散歩に行った。風が強いが、気温は髙い。桜並木は葉っぱが茂って、初夏のいい気分。

 鵜が1羽、はしげたのところにいる。ツバメ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、カルガモがいた。


沖縄レポート (1993.6.12)

2017年05月10日 20時22分34秒 | 社会・経済・政治
◎むかしの学習原稿を掲載します


沖縄レポート (1993.6.12)

1 沖縄=うちなー 位置、自然
○位置 アメリカは言う「太平洋のキーストーン(要め石)」
    「インターナショナル・カジマヤー(沖縄方言で十字路)」
 北緯「27度線」から24度3分の波照間島まで
 南十字星(サザン・クロス)が見える
 日本、中国、アジアの中間点 東京、台北、ソウル、マニラのまんなか

○東アジアの三つの火山列島弧の最南 千島列島・日本列島・琉球列島
 奄美・沖縄・宮古・八重山+大東・尖閣

○2388平方キロ 全国43番目の面積 神奈川・東京・香川・大阪より広い
 沖縄本島は全県の約53%

○亜熱帯の気候 正月の桜の花見(北海道では7月に)
 4~11月は気温20度以上 12~3月は16度以上 台風の直撃地=雨の
 黒潮のなかの珊瑚礁の島 沖縄みやげ「星砂」
 むかしの珊瑚礁=石灰岩の島 鍾乳洞の島 ☆玉泉洞
 県花はデイゴ

○沖縄群島 大小百数十の島々からなる 「しまちゃび(離島苦)」
○島の動物 ハブ 体長1~2mの猛毒へび 
      ヤンバルクイナ ヤンバルとは山原で北部の森林地帯
      ノグチゲラ 沖縄本島北部に生息する世界的珍鳥
      イリオモテヤマネコ 1965年に発見された原始的な猫

2 日本のなかの沖縄ー文化
○日本語の琉球方言 あいうえお・あいういう
  雨(あみ)手(ち)目(み)底(すく)命(ぬち)
○日本とは違って本来の肉食が残った ブタ
 日本のクジラ文化のように骨まで愛する
○ユタ(巫女)が生きている 仏教は薄い 天皇信仰も薄い
○古代的な「歌と踊りの島」 万葉の男女の歌垣(かがい)=毛遊び(モーアシビ)
 オモロ                           自由恋愛
 琉歌 定型の短歌 八八八六の30音 サンシン(三味線)
 組踊り 
○空手 中国から伝来した護身術 唐手 「空手に先手なし」
○沖縄の酒(さき) アワモリ
○シーサー 屋根の上の魔よけ =神社の駒犬?
○琉球音階 「ティンサグヌ花」 ドミファソシド アジアに広がる音階

3 沖縄史と琉球王国  旧石器時代から
○「琉球」=中国人が沖縄につけた名前 日本「阿児奈波島」
○沖縄の古代=琉球王国 
 日本の歴史から6~10世紀遅れて 10数世紀に農業・鉄器・文字
 階級社会の始りと支配者の発生 城(グスク)時代・三山・尚氏
 1469年金丸のクーデター 第二尚氏  14C 15C
 天皇制に汚染されていない県 海洋王国 貿易王国の崩壊
○薩摩藩(島津家)の支配
 ソテツ地獄 猛毒をもつ
 表向きだけの「琉球王国」(従属国?)
 島津の政策 琉球国王の「江戸上り」に中国風の服装をさせる
 古代農村の上からの封建制化の道
 古代共同体=専制政治の基礎
○明治維新(1868)と廃藩置県(1871)・琉球処分(1879)
 琉球藩を廃して、沖縄県を置く。藩王尚泰は東京に居住
 上からの民族統一

4 沖縄戦と沖縄基地
○沖縄地上戦 「鉄の暴風」 対馬丸・十十空襲・「集団自決」
 6・23以後も 沖縄には8月15日がない 
○沖縄と天皇 沖縄戦と天皇制 戦後の天皇メッセージ
○戦後の祖国復帰運動と沖縄基地群 
 沖縄人民党と瀬長亀次郎委員長(現・日本共産党副委員長)
 伊江島のたたかい 陳情口説 「日の丸」 ベトナム戦争の出撃基地に B52
○1971年ー沖縄闘争 1972年5月15日「復帰の日」 自衛隊・日本共産党
○復帰と投資(お金)による自然破壊
 反戦地主の切り崩し・買収 本土建設資本による道路工事 

5 沖縄の戦後と現在の意味
○沖縄の現在  革新県政・保守県政・第2革新県政
 観光産業
 パイナップルだけでなく野菜など
○沖縄ー富士の意味
 日本からアジア・アメリカへの心のターミナル(中継基地)
 過去(戦争)と現在(基地)と未来(平和)を考える最良の場所
 戦後史と天皇制を考える最良の場所
 世界と国際貢献を考える 


6 沖縄 日本からアジアへ、世界へ広げる
 
過去を掘る 富士山のように高く その下に古火山が その古火山を掘る(認識する)
未来を創る


雨宮日記 5月9日(火) モンシロチョウを飼っています

2017年05月09日 20時52分49秒 | 雨宮日誌
 雨宮日記 5月9日(火) モンシロチョウを飼っています

 則子さんが「北朝鮮と戦争!」「食料危機」を解決すべき野菜をプランターで作り始めました。チンゲンサイとミニトマト。

 ところが、すぐにモンシロチョウが飛んできて、チンゲンサイに卵を生み付け、青虫が生まれました。そこで、野菜は青虫の食料になってしまいました。めでたし、めでたし。

 これを絵本にできないかなあ。もちろん、、平和の絵本です。


雨宮日記 5月8日(月) 長女の長男が遠足

2017年05月08日 16時53分41秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月8日(月) 長女の長男が遠足

 孫の幼稚園の遠足なので、親はついていく。よって、長女の娘をみにいっった。朝でかけて、夕方4時に帰ってきた。ごくろうさま。

 「おばあちゃん(則子さんのこと)といると、全然泣かない。すぐ寝ちゃうので、手がかからない。」と言ってました。

 新潟県知事のツイッターが、批判を広げすぎと問題になっている。ボクも、そう思う。やはり、県知事は県知事の言うべき範囲があると思う。県知事は公職、一般人ではない。

 そういう意味では静岡県知事も「少し」越境しすぎかなあと。


新・本と映像の森 64(マンガ4) 室井大資『レイリ ③』秋田書店、2017年

2017年05月07日 21時14分10秒 | 本と映像の森
新・本と映像の森 64(マンガ4) 室井大資『レイリ ③』秋田書店、2017年

 岩明均/原作:室井大資/マンガ、少年チャンピオン、2017年4月、190ページ、定価本体600円

 時代は戦国時代、武田は長篠の決戦で織田・徳川連合に手痛い敗北を喫し、以後、下り坂に入る。

 これは“美少女”レイリ(零里)の物語である。

レイリは、長篠の戦いで落ち武者に農民家族全員を惨殺された生き残りで、剣にきわめて強い。しかも、武田勝頼の子・武田信勝とうり二なのを見込まれて、影武者となる。

 レイリたちは、ある夜、刺客の襲撃を受けて、影武者のひとり、和助が亡くなる。

 信勝は、さかんに「刺客を放ったのが誰か」を気にする.怜悧で敏感な信篤は、刺客が内部からではないかと疑っているのだ。

 武田の滅亡も迫るなか、信勝とレイリに生きる道はあるのか。


雨宮日記 5月6日(土) 発症からちょうど1年

2017年05月06日 20時41分36秒 | 雨宮日誌
 
雨宮日記 5月6日(土) 発症からちょうど1年

 ちょうど1年前の2016年5月6日に、自分の部屋で「脳出血」で倒れて、救急車で病院へかつぎこまれました。

 運良くというか、自分の部屋だったことと、ちょうど則子さんが休みの日で家にいたこともあって、すぐに救急車を呼ぶことができ、精霊住吉病院で迅速な処置を受けることができました。

 8月末に退院できましたが、それから冬を超して、今日、1年目をむかえることができました。

 依然として、右半身つまり右手と右足にはマヒが残っています。右手は持つことも、字を書くこともできません。

 外はあるけません、車椅子で移動できるだけです。家野なかを伝い歩きそています。

 左手だけで、パソコンを打っています。

 手厚い介護をしてくれている則子さん(妻です)には、深く感謝いたします。愛を込めて。

 いろいろ助けてくれる次女のIさんにも感謝。


雨宮日記 5月5日(金)の1 今日はマルクスさんの誕生日

2017年05月05日 06時38分46秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月5日(金)の1 今日はマルクスさんの誕生日

 今日、5月5日は、「こどもの日」でもあるけれど、わが師匠カール・マルクスさんの誕生日だ。

 「わが師匠」と言っても、ボクが勝手に「師匠」と呼んでるだけで、「師匠」の了解を得てはいないし、もちろん直接会ったことはない。

 なにしろ1818年生まれの方である。『マルクスは生きている』っていう本はあるけど、もちろんマルクスは今、死んでいる。生きているのはマルクスの思想だ。

 来年は生誕200年。何か、企画行事を考えなきゃいかんよね。


新・本と映像の森 63 萩原遼『朝鮮戦争 ー金日成とマッカーサーの陰謀ー』文春文庫、1997年

2017年05月04日 22時47分23秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 63 萩原遼『朝鮮戦争 ー金日成とマッカーサーの陰謀ー』文春文庫、1997年

 375ページ、定価本体543円、1993年文芸春秋刊行

 著者は元「赤旗」平壌特派員。萩原さんは、ワシントンにあるアメリカ国立公文書館にある朝鮮戦争時のアメリカ軍奪取文書160万ページを3年かけて読破した。

 その文書分析という歴史学の常道から導き出した、朝鮮戦争の始まりの真実と、朝鮮民主主義人民共和国の創立の頃の謎に迫る。

 朝鮮戦争は1949年から金日成とスターリン・毛沢東らによって準備され、その軍事的中枢は、国共内乱で活躍した中共軍の朝鮮系部隊3万人だった。

 そして、朝鮮北部に1945年からできたのは、ソ連軍の占領下で東欧でできたような「収容所国家」だった。

 それが歴史の事実だったことを、資料分析をつうじて語ってくれるドキュメント、

 萩原さんは、1945年以前、金日成の通訳をしていた朝鮮人にもインタビューして、
金日成の当時のリアルな姿を描いている。

 真実かどうかは、皆さんが自分で読んで、自分の頭で判断して欲しい。

 ボクは、これが真実に近いのではないかと思う。


雨宮日記 5月4日(木) 「ピース浜松」再開

2017年05月04日 22時05分32秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月4日(木) 「ピース浜松」再開

 1年半ぐらい止めていたブログ「ピース浜松」を、アドレスも変えて、新たに再出発する。こういうふうに集団的にやれるようになって、うれしい。

 新「ピース浜松」は、goo から Google に変えました。

 新アドレスは、 http://peacehamamatu2.blogspot.jp/

 あなたの平和についての思いや、参加の感想なども、受け付けます。


5月3日(水) 憲法記念日に

2017年05月03日 18時47分45秒 | 雨宮日誌

 5月3日(水) 憲法記念日に

 憲法記念日だからといって、何かするわけではない。ただ、憲法についてのテレビ番組を見る。

 浜松まつり第1日。娘が、大きな「わたがし」を買ってきて、食べていた500円だそうだ。。

  ☆

 家の「庭」に咲いたバラの花を1輪、台所に則子さんが飾っていた。


新・本と映像の森 62 高沢晧司『宿命』新潮文庫、2000年

2017年05月02日 19時06分42秒 | 本と映像の森

新・本と映像の森 62 高沢晧司『宿命』新潮文庫、2000年

 『宿命 ー 「よど号」亡命者たちの秘密工作ー』

 北朝鮮について知るために、というか「深めるために」まず、この1冊。

 「練合赤軍」の大量虐殺事件は有名だけど、同じセクトによる飛行機「ハイジャック」事件と彼らのその後については、あまり知られていない。

 1970年(昭和45年)3月27日、ハイジャックの決行日、羽田発福岡行きの畿内でメンバーが半分もそろわず、やむなく決行を延期し、夜行列車で東京へ戻った。

 原因は、学生の彼らは飛行機に乗ったこともなく、搭乗手続きに時間がかかることも知らなかったためだ。

 1970年3月31日、日航「よど号」をハイジャックした9人は、北朝鮮の闇の中へ消える。

 これは、北朝鮮の金王朝体制に偶然、迷い込んで、そこで待遇は「優遇」された者たちである。ただし、金王朝の下で生き延びるなら、それなりの「役割」を果たさねばならない。

 それが幸せかどうか、考えさせられる物語である。ただし、この物語虚構ではない。真実おこったことである。

 47年前、平壌に行った9人は。

   田宮 高麿
   岡本 武
   小西 隆裕
   柴田 泰弘
   田中 義三(よしみ)
若林 盛亮(もりあき)
   吉田 金太郎
ほか2人

 主な内容は、① 彼らが生きねばならなった北朝鮮社会はどんなものだったか
② 北朝鮮で彼らが、どのように変化したか、その無残な結末
③ 彼らが70年代から80年代に、ヨーロッパなどでおこなった「運   動」
④ 北朝鮮で彼らが結婚した日本人女性たち
⑤ 北朝鮮へ拉致された日本人男女

 おそらく ②③ の果てに、1995年11月30日、田宮高麿さんの死がくる。

 それは1970年に警察に捕まって服役したため、北朝鮮へリーダーとして行き損ねた塩見孝也さんが平壌訪問を終えて、平壌を離れた翌日のことであった。

 田宮高麿さんに、それまで病気の徴候はまったくなかった。

 そして、高沢さんは、この本を書き始めた。



雨宮日記 5月1日(月)の2 初めて自衛隊が米軍の護衛

2017年05月02日 00時12分20秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 5月1日(月)の2 初めて自衛隊が米軍の護衛

 今日、戦後はじめて日本の自衛隊=護衛隊が米軍の護衛に入った。訓練ではない。。

 海上自衛隊のヘリ空母「いずも」が、房総半島沖から四国沖まで、米海軍の燃料補給艦を護衛した。

 このさいだから、いくところまで、いけ、ということか。

 北朝鮮と米軍が戦争のときには、自動的に日本も参戦ということか。もっとも、在日米軍基地は、まず、すべて攻撃される。それから起こることは、あまりに悲酸で、あまり考えたくない。

 でも、「それを待っている人が日本の中にもいる」のは確かだ。

 見本と韓国は、アメリカの「盾」なのか。

   ☆

 むかし読んだ髙田求さんの『人間の未来への哲学』を読み返す。きわめて有益。