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雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

上野ルネッサンス

2013-05-13 00:28:38 | 凄い
「ラファエロ=Raffaello」と言えば
「ルネッサンス=Renaissance」三大巨匠のウチの一人。
他の二人......「レオナルド・ダ・ヴィンチ=Leonardo da Vinci」や
「ミケランジェロ=Michelangelo」さん達と比べても、
僕の中では秘かに一番好きな人!
なのでございます。(^^)
そんなラファ様中心の美術展が東京上野、
国立西洋美術館で開かれている!
なんて史上初耳アワーの噂を聞きつけて、



「w( ▼o▼ )w オオォォ!! マジ!?本当!?
ラファ様日本に来ちゃってますのぉーーっ!? 」



と、ちょっと韓流ファン的なノリで、先日、
その「日本初!」を謳う大規模なラファエロ展を見に行って来ました。



彼の絵の中で個人的に一番好きな作品は、
サン・シストの聖母=Madonna Sistina」という、
聖母マリアさんを中心に描かれた絵なのですが、
流石にソレばかりは今回も来日などは出来ない様で......それでも!
彼の絵が23点も!
マトメて見れる!
なんてコトはとても凄いことだと思ったので、
ちょっと嬉しく、ウキウキな感じで出掛けました。



ラファエロの作品には僕はどことなく中性的で、ともすればソレは
「個性が薄い」などと言われるようなことかもしれませんが、
水の様な、空気の様な......そんな飽きのこない美しさ、
透き通った永続性や永遠性......
というような感覚を強く感じたりしています。
作品から感じる同様なコトは、もしかしたら?
ソレゾレとても個性的な人物
だったのではないか......とも思えるダビンチやミケランジェロを
そんな「水」の様な彼がいつも「真ん中」で取り持って、
彼が「鍵」ともなって三人を良い関係で繋げていたのではないか......
なんていうようなことも
アテナイの学堂」などを見ていると、
つい想像してしまったりなんかします。
勝手にですが......[岩陰]_・。)チラッ



そして、そんなラファエロの絵の中でも
「聖母マリア」さんを描いた幾つかの絵というのは、やはり、
僕の様な素人目から見ても......なんだか......
とても特別な絵のような感じがします。
過去多くの作家達が描き続けて来た膨大なマリアさんの絵画の中でも......
なんというか......
想像で描いている女性であるのに関わらず、
ラファエロの描くマリアさんは全ての絵において
強い一貫性や同一性があるように思えてしまい。
そこには何とも言えない
「リアリティー」みたいなものも感じたりなんかもします。



一部には知れたチョット不思議な話し?ですが、
哲学博士であり、
稀代の神秘家でもあり、
「アントロポゾフィー=Anthroposophie」という、
いわゆる「人智学」の創始者でもある
「ルドルフ・シュタイナー=Rudolf Steiner」さんは

「ラファエロの描くマリアは、
霊感によって書かれた唯一本物のマリアだ......」

なんていうトテモ興味深く!?面白い?トンデモナイ?(@_@;)
ことを自らの著書で語っていました。
シュタイナーさんの思想と哲学に即して世界中で運営され、
その多くがユネスコの指定学校にもなっている
「シュタイナー学校」では、
ラファエロの絵が学校に飾られていたり、
教材にされていたりもしているようです。

まぁ、そんなシュタイナーの不思議話しなどが無かったとしても
僕はラファエロの描くマリアさんの絵がトテモ好きで、
彼の「聖母マリア」さんには「格別」の、
何とも言えない優しさと美しさを同時に感じてしまうのです。
ヽ( ´ ▽ ` )ノ ハーイ。



そう!



それで......ちょっと余談にはなりますが、
そのラファエロぐらいちょっと驚いて!?しまうのが、
ラファエロ展をやっている、
美術館のある東京「上野公園」のこと。
スカイ・ツリーの影に隠れて?
実はココ数年粛々と大規模な再整備が進んでいて。
なんだかとても気持ちの良いスポットに様変わりしてきています。
以前は、もっと、こう......
ちょっと空気の流れない、
淀んだような感じもあったのですが......
最近は最早、都内有数のパワースポット!?
などと言ってもいいくらいの雰囲気になってます。
有名な上野動物園は勿論のこと、
公園内には実は沢山の美術館が集中していて。
国立美術館の前なんかにはつい最近ドデデーーーーン!
としたこんな噴水池なども出来てしまい、



その池を挟んだ両側には、
オープンテラスのあるスタバ(starbucks coffee)だったり、



小洒落たカフェ(park side cafe)さんなんかも出来ちゃったりして。



これは昔からありますが......
こーーんな実物大の!
クジラさんの巨大オブジェも結構ジミーに良くて......



こんな「バウハウス=Bauhaus」系の
モダン・デザイン建築の東京国立博物館の中は......



実はマニア向け!?
の「法隆寺宝物館」なんてことになっていたりして。
その館内にも妙に落ち着くカフェなんかがヒッソリと入っていたりもして。
個人的には、
最近の上野はカナリのお気に入りスポットの一つになってしまいました。

美術展なども、ココ数年は
「いったい上野に何が起っているのか!?」
は良く解りませんが、
巨匠「レンブラント展」あたりから始まって、フェルメールの
真珠の耳飾りの少女」を擁する
「マウリッツハウス美術館展」や、
「エジプト展」や、
円空展
「ラファエロ展」
「ダビンチ展」......と、かなりの充実度。
そして今は「国宝 大神社展」なんて、
ちょっと覗いてみたら国宝だらけ!の凄い展覧会だったりして。
中に入ると、アマリにヤバ過ぎて、
途中から息が出来ませんでしたぜ、だんな......
コレも......また改て記したいと思ってますがね。ええ。だんな......

上野さんよぉぉぉーーーっ!! 

最近のアンタはどーしたっていうんだぁぁぁーーーっ!?

また行くのだーーーっ!(><)/よろしこー!


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コメント (2)
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