不思議と、歳を重ねる毎に好きになっていく、
魅かれていく場所、というのがあって。
それが琵琶湖の北方にある「長浜」という街。
他には鹿児島市や仙台市といった辺りでしょうか......
僕にとっては、の話ですが。
血の気の多かった昔は
「アメリカスゲー!LAサイコー!」
「日本なんて、、ぷぷぷっ!」
とか
「大人になったら東京に住んでやる!」
「北海道か沖縄に住みてーーーっ!」
「ハワイが憧れよっ!」
とか
「なんかスキー場の近くに住みたいな。。」
「京都もいいなぁ。。」
「横浜いいんじゃね!?」
なんて、
憧れとノリだけのポンチキ田舎者嗜好を発揮していたように思いますが。
その後、コノ日本に関しては北海道の東方以外はほぼ全て散策し。
そんな個人的な話しの範疇ではありますが、
自分の中で年々魅力が増して来る地というのは、
実はかなり少ないというコトにも気付いてきました。
今ではかなり絞られてしまった、そんな
「本気で住みたい!」
と思える場所というのは不思議と?
「ポンチキ時代」には気にもとまらなかった場所になっていたりもして。
苦かったビールが美味しいと気づいてきた時の感覚のような......
「きゃーっ!(><)/」
なんてなっていたワサビが欠かせないものになって来た感覚というのか......
そんな感覚に似ているとでも言いましょうか。
そんなお気に入りの「長浜」の街には、
つい最近もプラッとお出掛けしたことがあったのですが、
やっぱり僕にはとてーーーーーーーーも居心地が良い街で。
もうただただ
「ぼーーっ......」
と、関西一の霊峰「伊吹山」と琵琶湖の湖面を眺めていたり、
街のカフェでくつろいでみたり、と。
なんだかとても落ちついてしまいます。
なんだかとても自分と向き合ってしまいます。
こーーーーーーーんな雰囲気の街です(^^)
本屋さんもこんな感じで。
この辺りは「黒壁スクエア」と呼ばれる一角。
「黒壁」は
日本一のガラス細工職人さんが集まる一角なのです(。゜ω゜)/
豪華系も沢山!(=゜ω゜=;)
ステンド・ガラスでも昔から有名な街なのです。
陶芸の窯元も沢山。
こちらは北国釜(ほっこくがま)さん!
工房散歩でお腹がへったらですね、
ここ「鳥喜多=とりきた」さんの親子丼がですね......
もう感涙の美味しさで。 (T_T)
近江牛カレーパンはなんかタケー!( ゜д゜)ンマッ!!
街の外れには「日本蕎麦の発祥の地」とも言われている、
息吹蕎麦の名店「伊吹野」さんも。
伊吹山盛り!(=゜ω゜)ノ でいただきまっすっ!
満腹後もまだまだ色々な工房があってですね......
有名ドコロではフィギュア・ファンでは知らない人はいないという
「海洋堂」さんの本社と博物館(ミュージアム)も。
お箸の専門店さんも。
京都ちっく。
オルゴールも有名。長濱オルゴール堂!
街のカフェにも並ぶオルゴールさん達!(*´ー`)ステキ
こんな路地裏では......
よくオヤジが昼から酔っぱらってますし。
左端ね。ひだりはし( ̄ー ̄;カラマレンノヨ..
長浜市というのは織田信長と豊臣秀吉の時代に花開いた
安土桃山文化の舞台地の一つなのです。
当時「戦国統一!」を果たした豊臣秀吉の
茶亭門跡なんかもあったりして。
今ではこーーーーんな、
「季織の小径」なんていうカフェ広場♪( ´▽`)
イヤー、紹介しだすとちょっとキリがないですな。
どこも独特の空気が流れている街で。
フト見上げる隣の伊吹山さんも......
夕暮れの琵琶湖さんも......
美しい!( ´ ▽ ` )ノ
昼の湖畔にはニャンコニャンコ......
(・Д・)/こっちさこい、こーい......
電話もこんなだったり。
ソモソモ最初にこの街に
「行ってみようかな、、」
と思ったキッカケは、実は白洲正子さんの
「かくれ里」という本を読んでからなのですが......
コレ......です。
正子さんと言えば、
終戦直後の激動の日本政財界を、
有名な夫「白洲次郎」さんと共に走り抜けた人。
今で言う帰国子女で、
日本だけでなく海外文化にも造詣が深く。
戦後日本を代表する希代の「目利き」でもあり、
文化人、文筆家のとしても有名な方。
マッカーサーを初めとする、
当時の諸外国要人さん達の間でも一目をおかれた品と教養と、
崇高なる精神までも持ち合わせていた凄い女性だったと、
今に語られています。
そんな正子さんが生涯愛してやまなかったのが
僕の好きな長浜よりさらに北上した北琵琶湖一帯の村々で。
「正子さんの愛した場所というのは、
いったいどんな所なんだろうか......」
という思いで訪れてみたのが長浜という街との最初の出会いでした。
以来、なんだか僕もドップリと北琵琶湖の魅力にハマってしまい。
特に長浜は、
正子さんの「隠れ里趣味」とはちょっと違うのですが、
日本でも最高に好きな街の一つとなってしまいました。
訪れる毎に好きになってしまうこの街の魅力は
とても一言では言い表せないのですが、
上の写真にある様に奥の深い自然と文化と工芸と、
それらの絶妙な調和感にあって。
その調和感は何とも言えないスローな空気を産み出してもいます。
そしてそのスローな空気にはどこ迄も深い「味」みたいなものが
溶け込んでる様な気がするのです。
琵琶湖と伊吹山を中心とする豊かな水と自然とに恩恵を受ける農業、
漁業、工芸。
そしてリゾートな感覚との絶妙な調和。
それはスローライフ的調和。
しかも、その立地は大阪、名古屋、伊勢、京都、奈良......
更には金沢や若狭などの日本海側都市とも絶妙な距離感。
その距離感が、
後に「近江商人」と呼ばれる人々を
この地から育むことになったのだとも思います。
商業的にも完璧な拠点。
そして、工芸はあくまで「芸」であって。
工房にしても「場」を「工」する工場では無いので、
豊かな自然との相性もバッチリ。
環境との調和も美しく成されてしまう。
人と自然との美しい関係も感じられる街。
そんな街が長浜なのです。
その大好きな長浜の街から眺める琵琶湖の上には、
小さな島が一つ見えます。
有史以前より「神の住む島」と伝わる竹生島(ちくぶじま)。
湘南の江ノ島、広島の宮島とならび
「日本三大弁財天」
と称される弁天社もある島。
次回の記事では......
あの島に渡ってみましょうか......
伊吹山の見えるフェリー乗り場に向かって......
いつものリュックに津南の水を入れて、
大好きなカプチーノも買い込んで......
さぁ、
琵琶湖を渡ろう(^_^)♪
魅かれていく場所、というのがあって。
それが琵琶湖の北方にある「長浜」という街。
他には鹿児島市や仙台市といった辺りでしょうか......
僕にとっては、の話ですが。
血の気の多かった昔は
「アメリカスゲー!LAサイコー!」
「日本なんて、、ぷぷぷっ!」
とか
「大人になったら東京に住んでやる!」
「北海道か沖縄に住みてーーーっ!」
「ハワイが憧れよっ!」
とか
「なんかスキー場の近くに住みたいな。。」
「京都もいいなぁ。。」
「横浜いいんじゃね!?」
なんて、
憧れとノリだけのポンチキ田舎者嗜好を発揮していたように思いますが。
その後、コノ日本に関しては北海道の東方以外はほぼ全て散策し。
そんな個人的な話しの範疇ではありますが、
自分の中で年々魅力が増して来る地というのは、
実はかなり少ないというコトにも気付いてきました。
今ではかなり絞られてしまった、そんな
「本気で住みたい!」
と思える場所というのは不思議と?
「ポンチキ時代」には気にもとまらなかった場所になっていたりもして。
苦かったビールが美味しいと気づいてきた時の感覚のような......
「きゃーっ!(><)/」
なんてなっていたワサビが欠かせないものになって来た感覚というのか......
そんな感覚に似ているとでも言いましょうか。
そんなお気に入りの「長浜」の街には、
つい最近もプラッとお出掛けしたことがあったのですが、
やっぱり僕にはとてーーーーーーーーも居心地が良い街で。
もうただただ
「ぼーーっ......」
と、関西一の霊峰「伊吹山」と琵琶湖の湖面を眺めていたり、
街のカフェでくつろいでみたり、と。
なんだかとても落ちついてしまいます。
なんだかとても自分と向き合ってしまいます。
こーーーーーーーんな雰囲気の街です(^^)
本屋さんもこんな感じで。
この辺りは「黒壁スクエア」と呼ばれる一角。
「黒壁」は
日本一のガラス細工職人さんが集まる一角なのです(。゜ω゜)/
豪華系も沢山!(=゜ω゜=;)
ステンド・ガラスでも昔から有名な街なのです。
陶芸の窯元も沢山。
こちらは北国釜(ほっこくがま)さん!
工房散歩でお腹がへったらですね、
ここ「鳥喜多=とりきた」さんの親子丼がですね......
もう感涙の美味しさで。 (T_T)
近江牛カレーパンはなんかタケー!( ゜д゜)ンマッ!!
街の外れには「日本蕎麦の発祥の地」とも言われている、
息吹蕎麦の名店「伊吹野」さんも。
伊吹山盛り!(=゜ω゜)ノ でいただきまっすっ!
満腹後もまだまだ色々な工房があってですね......
有名ドコロではフィギュア・ファンでは知らない人はいないという
「海洋堂」さんの本社と博物館(ミュージアム)も。
お箸の専門店さんも。
京都ちっく。
オルゴールも有名。長濱オルゴール堂!
街のカフェにも並ぶオルゴールさん達!(*´ー`)ステキ
こんな路地裏では......
よくオヤジが昼から酔っぱらってますし。
左端ね。ひだりはし( ̄ー ̄;カラマレンノヨ..
長浜市というのは織田信長と豊臣秀吉の時代に花開いた
安土桃山文化の舞台地の一つなのです。
当時「戦国統一!」を果たした豊臣秀吉の
茶亭門跡なんかもあったりして。
今ではこーーーーんな、
「季織の小径」なんていうカフェ広場♪( ´▽`)
イヤー、紹介しだすとちょっとキリがないですな。
どこも独特の空気が流れている街で。
フト見上げる隣の伊吹山さんも......
夕暮れの琵琶湖さんも......
美しい!( ´ ▽ ` )ノ
昼の湖畔にはニャンコニャンコ......
(・Д・)/こっちさこい、こーい......
電話もこんなだったり。
ソモソモ最初にこの街に
「行ってみようかな、、」
と思ったキッカケは、実は白洲正子さんの
「かくれ里」という本を読んでからなのですが......
コレ......です。
正子さんと言えば、
終戦直後の激動の日本政財界を、
有名な夫「白洲次郎」さんと共に走り抜けた人。
今で言う帰国子女で、
日本だけでなく海外文化にも造詣が深く。
戦後日本を代表する希代の「目利き」でもあり、
文化人、文筆家のとしても有名な方。
マッカーサーを初めとする、
当時の諸外国要人さん達の間でも一目をおかれた品と教養と、
崇高なる精神までも持ち合わせていた凄い女性だったと、
今に語られています。
そんな正子さんが生涯愛してやまなかったのが
僕の好きな長浜よりさらに北上した北琵琶湖一帯の村々で。
「正子さんの愛した場所というのは、
いったいどんな所なんだろうか......」
という思いで訪れてみたのが長浜という街との最初の出会いでした。
以来、なんだか僕もドップリと北琵琶湖の魅力にハマってしまい。
特に長浜は、
正子さんの「隠れ里趣味」とはちょっと違うのですが、
日本でも最高に好きな街の一つとなってしまいました。
訪れる毎に好きになってしまうこの街の魅力は
とても一言では言い表せないのですが、
上の写真にある様に奥の深い自然と文化と工芸と、
それらの絶妙な調和感にあって。
その調和感は何とも言えないスローな空気を産み出してもいます。
そしてそのスローな空気にはどこ迄も深い「味」みたいなものが
溶け込んでる様な気がするのです。
琵琶湖と伊吹山を中心とする豊かな水と自然とに恩恵を受ける農業、
漁業、工芸。
そしてリゾートな感覚との絶妙な調和。
それはスローライフ的調和。
しかも、その立地は大阪、名古屋、伊勢、京都、奈良......
更には金沢や若狭などの日本海側都市とも絶妙な距離感。
その距離感が、
後に「近江商人」と呼ばれる人々を
この地から育むことになったのだとも思います。
商業的にも完璧な拠点。
そして、工芸はあくまで「芸」であって。
工房にしても「場」を「工」する工場では無いので、
豊かな自然との相性もバッチリ。
環境との調和も美しく成されてしまう。
人と自然との美しい関係も感じられる街。
そんな街が長浜なのです。
その大好きな長浜の街から眺める琵琶湖の上には、
小さな島が一つ見えます。
有史以前より「神の住む島」と伝わる竹生島(ちくぶじま)。
湘南の江ノ島、広島の宮島とならび
「日本三大弁財天」
と称される弁天社もある島。
次回の記事では......
あの島に渡ってみましょうか......
伊吹山の見えるフェリー乗り場に向かって......
いつものリュックに津南の水を入れて、
大好きなカプチーノも買い込んで......
さぁ、
琵琶湖を渡ろう(^_^)♪